元パリコレ美容師リカさんから伝授

コロナウィルス美容室は安全?美容師と接触感染が心配でもできること。

 
コロナウィルス美容室は安全?美容師と接触感染が心配でもできること
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向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター|パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説
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コロナウィルス美容室安全か心配ですよね。コロナ心配でも美容室行く、と思っても美容師との接触で感染するのか不安だと思います。

 

コロナが怖くて美容室に行けない、美容室コロナ危険?美容室でマスクしたまま、コロナウィルスで美容室行って良い?と心配だと思います。

 

美容室でコロナの対策では、日頃から美容師法の衛生管理を遵守し感染防止を徹底しています。

 

美容室では感染症や伝染病など、人から人へ感染させないための消毒、換気や照明、ドレッサーや椅子の位置も厳しく定められ、開業時に保健所に届け出ます。(開業後は予告なしで保健所の検査が入ります。開業すれば一度だけでなく廃業するまで何度も検査が入ります)

 

お客様一人に対して手指消毒、消毒済みタオルやクロスの交換、器具消毒を必ずします。(美容師法で厳しく定められています)

 

そのため今回のコロナウイルスだけでなく、美容室では日頃から感染症や伝染病の感染防止を徹底していますよ。

 

また美容師もコロナ感染しないため、また感染を拡大させないため検温やマスク着用、換気をいつも以上にするなどしている店舗も多くあります。

 

長年の美容師経験で、新しい感染症や大規模な感染症(SARSやMARS)も乗り越えてきた衛生管理を解説しますね。(最新の厚生労働省の正式発表も確認してくださいね。厚生労働省 新型コロナウィルス感染症について)

 

*美容室はご高齢のお客様や持病がある方、小さなお子様も多く来店されます。今現在マスクの効果は確認されていませんが、感染を広げないためマスク着用している美容室も多くあります。(マスクの効果について最新情報は厚生労働省で確認してください)

 

 

コロナウィルス美容室は安全?

 

コロナウィルスは美容室で安全かどうか心配ですよね。美容室では不特定多数の来店者がいますし、一定時間店舗の中にいますから、感染しやすいのではないかと不安になるのも無理はないですよね。

 

美容室では会話する、髪を触るという接触がありますね。

 

美容室でコロナの対策は、日頃から厳しい美容師法の衛生管理を遵守し、感染症や伝染病を防いでいます

 

お客様一人ごとに手指消毒、器具消毒、消毒済みタオルやクロスの交換、換気をしています。またスタッフのマスク着用、検温をし、お客様にもマスク着用や検温、手指消毒をお願いしている店舗もありますよ。

 

海外帰国者、感染者接触、風邪の疑いなど入店をお断りしている美容室もありますね。

 

美容師となるべく接触感染減らすポイント
必見!コロナ、美容室行く?美容師と接触感染を減らす6つのポイント。

 

美容室のコロナ対策

  • 日頃から厳しい美容師法の衛生管理を遵守
  • 感染症や伝染病を防ぐ衛生管理の徹底
  • お客様一人ごとに手指消毒、器具消毒、消毒済みタオルやクロスの交換、換気
  • スタッフのマスク着用(検温する店舗あり)
  • お客様にマスク着用や検温、手指消毒をお願いしている店舗あり

コロナウィルスの感染についてはまだわからないことも多いので最新情報を確認してくださいね。

RIKA

美容室コロナ大丈夫?消費者の不安を取り除く対策
美容室コロナ大丈夫?マスク着用美容室を探す消費者の心配と対策 。

 

 

美容室の衛生管理と保健所の検査

 

美容室では従業員がお客様一人一人に対して、手指消毒しコームやシザー(はさみ)の器具消毒、タオルの煮沸や消毒液での消毒、クロスの消毒をしています。

 

また保健所が抜き打ちで検査のためある日突然やってきます。(見た目で保健所の方だとすぐに分かります。)予告もなしに検査に入ります(営業中、接客中でも検査に入ります。)

 

十分な消毒をしているか、などを検査します。検査に通らないと営業休止や営業を停止になります。

 

保健所では以下の消毒が遂行されているのか、検査します。またどのように消毒をしているのかなど、数々の質問を受けます。(例えば営業中に本当に消毒しているのか、消毒液の濃度も調べます)

 

施設内の換気の状態や、照明器具(明るさなど)、ドレッサーや椅子の位置、ゴミの処理や水回り(排水溝)、バックルーム、店舗の周りなどもチェックします。

 

この時は管理美容師や店舗のオーナーや店長など、立ち会います。

 

美容室で消毒されている衛生管理について、少し触れてみますね。

 

美容室のコロナ対策の衛生管理
美容室でコロナの対策12マニュアルと衛生管理チェック表付き。

 

美容室の消毒と洗浄の種類

 

 

洗浄と消毒

(1)洗浄・・・消毒前は家庭用洗剤をつけたスポンジなどを用いて、器具の表面をこすり、十分な流水(10秒間以上、1リットル以上)で洗浄

 

(2)消毒

消毒種類消毒方法
煮沸消毒器沸騰してから2分間以上煮沸
エタノール消毒76.9v/v%~81.4v/v%エタノール液(消毒用エタノール)中に10分間以上浸す
次亜塩素酸ナトリウム0.1%次亜塩素酸ナトリウム液(有効塩素濃度1000ppm)中に10分間浸す

 

 器具の洗浄と消毒

  • 紫外線照射
  • 蒸気消毒
  • エタノール消毒
  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • 逆性石鹸
  • グルコン酸クロルヘキシジン
  • 両性界面活性剤

 

タオル類の消毒

消毒種類消毒方法
加熱洗浄⇒蒸気消毒器
消毒液消毒液で消毒⇒洗浄⇒乾燥または蒸し器

 

手指の消毒

お客様一人ごとに手指消毒・・・速乾性擦式消毒薬

 

 

引用元:理容所及び美容所における衛生管理要領 昭和56年6月1日環指95号厚生省環境衛生局長通知

平成22年9月15日(健発0915第5号)理容所及び美容所における衛生管理要領の一部改正について、速乾性擦式消毒法が認められ発表されました。理容所及び美容所における衛生管理要領の一部改正についてと改定後全文

 

美容室のコロナ影響について
美容室コロナ影響と対策。美容師法の衛生管理の徹底で防ぐこと。

 

 

美容室コロナ大丈夫?

 

それでも美容室でコロナウィルス感染が心配、でも髪を切りたいなどあると思います。出来るだけ会話を避けたい、早く美容室を出たい、というのもあるかもしれませんね。

 

美容室でコロナ感染の不安は、オーダーを聞くためのカウンセリング、髪を濡らすためにシャンプー又は濡らす、カットやカラーをする、一定時間滞在することが心配だと思います。

 

美容室でなるべく感染を避けたい場合、マスク着用し、オーダーのための悩みや希望をあらかじめ電話やLINE、メールなどで伝え最小限度にすることもできますよ。(場合によっては筆談もします)

 

シャンプー台での美容師との接触を避けたい場合、シャンプー台ではなくドレッサーでスプレイヤーで濡らすこともできます。

 

髪を濡らさずにカットをする、ドライカットもできます。

 

カラーやパーマの施術はカットを含め2時間程度かかりますので、長時間滞在したくない場合はオーダーを避けるしかないですね。(施術は薬剤の作用時間を短くすることはできません)

 

さらにカラーやパーマは薬剤を流さなければいけないので、どうしてもシャンプー台を使います。

 

マスク着用しても良いですが、汚れますから終了したら破棄すること、サイドを施術するときは外してほしいですね。

 

コロナで美容室での接触をなるべく避けるには

美容師との接触接触をできるだけ避けたい場合
カウンセリング事前に電話などで希望や悩みを伝える
シャンプー又は濡らすスプレイヤーで濡らす又はドライカット
カラーやパーマ時間を短くすることはできない
マスク着用・サイド(耳周り)を施術する際は外す
・終了後は破棄する
・汚れても良いマスク
カットドライカットでセットなしもできる

 

どうしても心配な時は事前に美容室に事前に問い合わせすると良いですよ。

RIKA

美容室のコロナ影響について
美容室コロナ影響と対策。美容師法の衛生管理の徹底で防ぐこと。

 

美容師もコロナを心配

 

お客様が感染を心配するように、美容師自身ももちろん心配していますよ。

 

美容師は国家資格取得で、公衆衛生や衛生管理について正しく学び、感染症や伝染病の怖さも知っています。美容室は社会の中でも公衆衛生について大きな責任や役割もあることを理解しています。

 

怖さを知っているからこそ、今回のコロナウィルスだけでなく感染に対して緊張もしていると思いますよ。

RIKA

美容院でコロナが出た時の対策
美容室でコロナウィルスが出た時の対策は?慌てず最寄りのセンターへ。

 

まとめ・・・コロナウィルス美容室は安全?美容師と接触感染が心配でもできること。

 

美容院でのコロナの対策は、日頃から感染症や伝染病の感染を防ぐため、厳しい美容師法の衛生管理を遵守しています。絶対に安全とはもちろん言いません。政府の最新情報を確認することをお勧めします。

 

美容室のコロナ対策

  • 日頃から厳しい美容師法の衛生管理を遵守
  • 感染症や伝染病を防ぐ衛生管理の徹底
  • お客様一人ごとに手指消毒、器具消毒、消毒済みタオルやクロスの交換、換気
  • スタッフのマスク着用、検温
  • お客様にマスク着用や検温、手指消毒をお願いしている店舗

 

コロナで美容室での接触をなるべく避けるには

美容師との接触接触をできるだけ避けたい場合
カウンセリング事前に電話などで希望や悩みを伝える
シャンプー又は濡らすスプレイヤーで濡らす又はドライカット
カラーやパーマ時間を短くすることはできない
マスク着用・サイド(耳周り)を施術する際は外す
・終了後は破棄する
・汚れても良いマスク
カットドライカットでセットなしもできる

 

 

RIKAはこう思うよ。

早く落ち着くといいね。

RIKA

 
 
 
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向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター|パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説
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