美容師の男の年収の推移。ピークは40歳453万。45歳で下降する訳。

2019年9月27日

2020年2月11日

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向川 利果

　

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向川 利果

向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター｜パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説

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美容師の男の年収の推移は40歳がピークで453万円です。45歳以降は一気に下がり始め281万円です。

これは厚生労働省の統計で美容師の平均年収は284万円です。女性美容師の年収はピークは35歳270万円で40歳から下降していきます。

男性美容師も女性美容師も40代半ばには一気に下降していきます。

30代美容師は若すぎず経験年数が上がっていきているので、信頼感や安心感もあり指名されやすいですよね。

40代以降の方が実績や経験もあり、信頼感や安心感も抜群にあると思うんです。ところが40代半ばから一気に下降します。

新規集客に頼り、客数を稼いで売上を伸ばすことは一番危険です。一人でも多くの顧客を持ち、生涯顧客化していくことをお勧めしますよ。

今日は「美容師の男の年収」の推移について解説していきます。

厚生労働省の統計

美容師の年収

引用元：資金構造基本統計調査

URL:https://www.e-stat.go.jp

美容師の男の年収の推移

美容師の男の年収の推移は、ピークが40歳453万円で45歳では281万円に一気に下降します。

厚生労働省の統計から、理容・美容師の男性収入が出ています。

 

 

引用元：資金構造基本統計調査

URL:https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084964

 

 

 

男性美容師の平均年収

 

年齢	年収平均
全体	260万
〜19歳	168万
20代	189万〜227万
30代	271万〜383万
40代	453万〜281万（45歳〜）
50代	219万〜248万
60代	328万〜188万（65歳〜）
70代	ー

 

引用元：資金構造基本統計調査

URL:https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084964

 

男性美容師の年収が45歳以降に下がる訳

男性美容師の年収が45歳から一気に下降していく様子が、厚生労働省の統計で出ています。

ピーク時は40歳453万ですが45歳以降に一気に281万になり170万も下降します。あくまでも平均ですが、女性美容師も男性美容師も40代に入ると下降していきます。

多くの場合、スタイリストデビューし30歳前後から徐々に経験や実績が付いてきて、サロンでも先端を行くと思います。

30代美容師はお客様から見ても若すぎず経験年数が上がっていきているので、指名されやすくなってきます。信頼性や安心感を得ることができていると思います。

40代以降の方が実績や経験もあり信頼感や安心感も抜群にあると思うんです。ところが40代半ばから一気に下降します。

サロン内の傾向として、新規客やフリー客が来店した場合は若手美容師や一番指名率を取っている美容師、失客率が低い美容師にお客様を振り分けますよね。

そうすると、40代半ばの美容師は自力で新規集客するなどしないと、入客するチャンスが減ってきますから売上も減ってきます。

男性美容師が売上を上げ続けるには？

40代半ばでサロンを経営しているだけなら、年収も良いかもしれません。

ですが、例えば経営しながらプレーヤーとして働く、またはプレーヤーとしてサロンに勤務するなどの場合は、顧客数が重要になってきます。

新規集客に頼り、客数を稼いで売上を伸ばすことは一番危険です。一人でも多くの顧客を持ち、生涯顧客化していくことをお勧めしますよ。

まとめ・・・美容師の男の年収の推移。ピークは40歳453万。45歳で一気に下降。

美容師の男の年収について、40歳がピークですが45歳で一気に下降していく様子がデータからも読めました。

男性美容師の平均年収

男性美容師の年収が下がる訳

• ピークは40歳453万、45歳以降に281万になり170万も下降
• 女性美容師も男性美容師も40代に入ると下降。
• 30代美容師は指名されやすく信頼性と安心感がある
• 40代半ばの美容師は入客が減り売上も下がる

男性美容師が売上を上げ続けるには

• 顧客数が少なければ顧客化すること
• 新規集客や客数を稼いで売上を伸ばすことは一番危険
• 一人でも多くの顧客を持ち生涯顧客化していくこと