美容師の社会問題は深刻!sdgsに参加し持続可能な目標を実現しよう!
美容師の社会問題は多くあると思っています。社会的地位の低さ、劣悪な労働環境、低賃金など多く知られていますよね。
美容室の社会保障制度の遅れ、女性美容師の年収の低さ、美容師の有給休暇や休日の少なさ、美容室や美容師の労働時間の長さ。
美容界の年収の低さや労働環境は、健康、結婚などライフスタイルなどを害します。
実際に長く美容界で働き、美容師として現場にいたので課題が多い業界と思っています。一見華やかな世界にも見えますが、社会性という観点からはかなり問題が多い業界です。
美容師の社会問題は、sdgsに参加し個々が少しでもできることを身の回りから始めることで、美容界も大きく改善すると思います。sdgsは2015年に世界が決めた持続可能な開発目標です。
一人一人が参加し活動することで、美容界全体を変えていくことができます。
今日は私もSDGsに参加し活動している「美容師の社会問題について、sdgsに参加し改善できること」について解説していきます。
目次
美容師の社会問題について。
美容師の社会問題は、数多くあると思っています。あなたは美容師の社会的地位の低さを知っていますか?
社会的地位の低さは、低賃金、劣悪な労働環境、社会保障の遅れなど数多くの問題や課題がありますよね。
また年収が低いことから結婚を考えてしまう、など弊害もあります。女性美容師の場合は結婚や出産などで一時的に離職しても復帰が難しい環境です。
またこれらは美容師の離職率をみてもわかりますが3年で7割は離職すると言われています。
美容師の社会問題
- 低賃金
- 劣悪な労働環境
- 社会保障の遅れ
私は美容界はとても閉鎖的で、広く世の中や世界をもっと見ることをした方が良いと思っています。
RIKA
sdgsに参加することで身近な問題を解決
あなたはSDGsをご存知ですか?Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。国連で世界の国々が話し合って決めた、2016年から2030年の15年間で達成するべき目標です。
sdgsは17の目標があり、一つ一つの目標があります。
このsdgsの目標について、sdgsのサイトで見ても良いですが少し難しいので、私のブログでも紹介したSDGsマンの糀広大(コージコーダイ)さんのブログを見てください。
私が書いた記事はこちらです。
⇒福岡の糀広大(SDGsマン)さんの活動から学ぶこと。私の思い。
SDGsの17の目標についてSDGsマンのコーダイさんがとってもわかりやすく解説しています。
⇒[まとめ]包括的なSDGs17目標を包括的に徹底解説
女性美容師の働きづらさ
例えば美容師の場合、女性美容師は半数以上いますが結婚や出産、低体力など多くの問題を抱えながら働いていますよね。
一度離職し、再び美容師を始めたいと思っても、職場環境、休暇の取りづらさなどから、肩身の狭い思いをしてストレスを感じながら働く女性も多いと思います。
また同僚内でも、助け合う環境が整っていないために、子供の急な熱など早期退社などに理解がない、などですね。
女性美容師が子育てをしながらも長く仕事を続けられる環境作りを目指して欲しいと思います。また女性は男性よりも体力的に弱い部分もありますから、配慮する環境作りも必要ですよ。
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
これらをただ目指すだけではなく、実際に実現達成するためにsdgsの「目標5 ジェンダー平等を実現しよう」を目標にし実現するということに参加すると良いと思いますよ。
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
「なんとなく考えていた」ことが実現へと向かうし、持続達成可能ですよね。サロンとして男性美容師も女性美容師も格差がなくなります。
RIKA
美容師の労働環境
美容師の労働環境は、休日が少ない、労働時間が長いなどがありますよね。また休憩時間を取りづらく、昼食をとることも難しいなどの問題もあります。
長時間の立ちっぱなし、食事抜きなどが当たり前で病気になりやすい環境です。
問題その1:美容師の休日の少なさ
また平均的な休日の少なさも、心身ともに休むことができないのも大きな問題かなと思います。
週休2日が進んでおらず、有給休暇もとれない、取りづらいなどの現状がありますね。
引用元:厚生労働省 (図5)1ヶ月の定休日数別、曜日別施設数の割合
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei22/14-02.html
問題その2:労働時間の長さ
労働時間の長さも、9時間が7割以上になっています。休憩時間や食事の時間などがほとんどない中の、9時間ですからとても長いと思います。
引用元:厚生労働省 (図14)同業者のテンポ数別、常時雇用者のいる施設の1日平均労働時間別施設数の構成割合
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei22/14-02.html
労働環境についても、sdgs「目標8 働きがいも経済成長も」を実現達成可能に掲げると一つ一つ解決できますよね。
私のSDGsの取り組み
私がこの美容業界に入り、様々な問題を見て、また解決しなければいけないことも多いことを知っています。
私がいた元職場や会社は様々な活動をしていました。特に湘南地区にあったことや海に近かったこともあり、かなり早い段階から「海を汚さない」をモットーにシャンプーを開発販売したり、海の清掃活動を定期的に行っていましたよ。
また福祉関係では障害をお持ちの方にタオルクリーンをお願いしていました。
そのほか社会保障制度や女性に対する働きやすい環境作り、病気や介護などに関わる人たちの配慮や支援も活発でしたよ。
私が独立し、多くの美容業界の現状を実際に見ていくと(公的な資料など)、日本の美容界は戦後間も無くとあまり変わっていないんじゃないかと思うことがよくあります。(私の実家は美容室だった)
臨店講習やセミナーなどでも、SDGsについてお伝えして一人一人が身の回りからできることに参加して欲しいという活動をしています。
私が実際に取り組んでいること
ブログやその他 SNSなどでsdgsについて情報発信し、美容界の一人一人の美容師に知ってもらうこと。そのために実際にお会いした時にSDGsについてロゴ配布、SDGsマン糀広大さんを紹介していること。
目標1 貧困をなくそう
少しでも美容師を好きで始めた人たちが、末長く美容師を続けられるような美容業界にしていきたい。低賃金、健康維持、健康診断を推進活動します。
目標3 すべての人の健康に福祉を
美容界は労働時間が長く、休暇も少ない。また練習時間などもあり、時間配分が難しい。それを改善するための仕事の進め方や予約の取り方など具体的に指導します。
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
実体験から女性美容師が働きやすい環境を広める。結婚や育児休暇後の働き方の指導、職場環境作り、女性美容師でも売上を伸ばせることなど指導します。
目標8 働きがいも経済成長も
経営者にも働き方や労働条件などに取り組め、なおかつ売上や利益が残るように指導する。また1店舗でも廃業、閉店を減らすためにマーケティングを広める活動をします。
まとめ・・・美容師の社会問題は深刻!sdgsに参加し持続可能な目標を実現しよう!
美容師の社会問題は、一人一人が身の回りからできることを活動するだけでも大きく変わります。
いきなり大きなことを変化させるというのは、とても難しいしあっという間に壊れてしまうことが多いです。
ですが小さなことでも少しずつ続けていけば必ず変わってきます。何か身近なところから、自分ができることをやってみませんか?
私は美容界にSDGsの活動を広めていきたいです。
RIKAはこう思うよ。
sdgsについて考えてみよう。
RIKA