美容室のSEOキーワードリサーチ完全版!お宝キーワード発見ツールと選定法

美容室や美容師ブログで「ブログ記事も少しずつ書けるようになってきた!」「書いた記事が本当にお客様に見つけてもらえているのか不安…」そんなふうに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
質の高い記事を書くことはもちろん大切ですが、その記事をお客様に見つけてもらうためには、SEO(検索エンジン最適化)の視点が欠かせません。そして、SEOの成功は「キーワードリサーチ」から始まると言っても過言ではないのです。
美容室のSEOキーワードリサーチ完全版!お宝キーワード発見ツールと選定法では、(1)キーワードリサーチをする(2)キーワードの種類を戦略的に使う(3)キーワードの選定で、「キーワード」を見つけ出す方法を、具体的なツールも交えながらご紹介しますよ。
今日は私の長いサロン経験と、美容師1000人ランキング1位受賞した私の実体験と、サポートした美容室の実証をもとに「美容室のWeb集客」成功事例を解説します。テレビ朝日などメディアでは美容室倒産について解説し、クライアント実績では全店が過去最高の売上を達成しています。ぜひ参考にしてくださいね!
目次
第1章:美容室・サロン「キーワードリサーチ」
まずはじめに、「キーワードリサーチ」とは何か、そしてなぜそれが美容室やサロンにとって重要なのかを、簡単におさらいしておきましょう。
キーワードリサーチとは、簡単に言うと、「お客様がGoogleやYahoo!などで情報を探すときに、どのような言葉(キーワード)を使って検索しているのかを調査し、自分たちのブログ記事などで狙うべきキーワードを選定すること」です。
例えば、あなたが髪のダメージに悩むお客様に来てほしいと考えているとします。そのお客様は、検索エンジンでどのような言葉を使って情報を探しているでしょうか?
お客様の検索ワードの例
- 「髪の傷み 改善」
- 「トリートメント 効果 美容室」
- 「髪質改善 東京 おすすめ」
- 「パサパサ髪 原因 自宅ケア」
このように、お客様は様々な言葉を使って検索します。キーワードリサーチを行うことで、お客様が実際に使っているこれらの「生きた言葉」を知ることができ、その言葉をテーマにした記事を書くことで、お客様にあなたのお店を見つけてもらいやすくなるのです。美容室ブログ『ネタ切れ』完全脱出!無限にアイデアを生み出す10の秘訣
つまり、キーワードリサーチは、あなたのお店と、あなたのお店を必要としている未来のお客様とを繋ぐための、最初の、そして最も重要な架け橋作りなのですよ。
闇雲に記事を書くのではなく、お客様のニーズという「的」をしっかりと定めてから情報を発信することで、集客効果は大きく変わり、収益を出すことができます詳しいことはこちらで解説しています。
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第2章:キーワードの種類を戦略的に使う方法
キーワードリサーチを始める前に、キーワードにはいくつかの種類があることを知っておくと、より戦略的に考えることができます。ここでは、大きく3つの種類に分けて見ていきましょう。
キーワードの種類は大きく3つ
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード
私の経験から、美容室に合うキーワードも解説します。【完全版】美容室Web集客ロードマップで売上倍増!実践ガイド(初心者~中級者向け)
RIKA
3つのキーワードで戦略を練る
キーワードは大きく3つの種類がありますが、キーワードにはそれぞれ特性があり、戦略なしにキーワードを使っても集客の効果は得られません。ここでは3つのキーワードの種類と特性をご紹介しましょう。
ビッグキーワード
「美容室」「ヘアカラー」「トリートメント」など、1つの単語で検索される、非常に検索回数が多いキーワードです。多くの人が検索するため、上位表示できれば絶大な効果がありますが、その分、大手メディアや有名店など競合が非常に強く、上位表示は極めて難しいと言えるでしょう。
ミドルキーワード
「美容室 新宿」「ヘアカラー アッシュ」「トリートメント 髪質改善」など、2つの単語の組み合わせで検索されるキーワードです。ビッグキーワードよりは具体的で、競合も少し絞られてきます。美容室やサロンがまず狙っていきたいキーワード層の一つですね。
ロングテールキーワード
「美容室 新宿 安い メンズ」「ヘアカラー アッシュグレージュ 30代」「トリートメント 髪質改善 もち」など、3つ以上の単語の組み合わせで検索される、より具体的で詳細なキーワードです。
一つ一つの検索回数は少ないですが、検索しているお客様の悩みや目的が明確なため、上位表示しやすく、かつ予約などのアクションに繋がりやすいという大きなメリットがあります。美容室・サロンのブログで積極的に狙うべき、まさにお宝キーワードと言えるでしょう。
美容室の場合は、まずはお客様の具体的な悩みが反映された「ロングテールキーワード」で記事を書き、着実にアクセスを集めていくこと。ホットペッパービューティー集客にも活用できますよ美容院ホットペッパー集客できない?予約増加する完全ガイド
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第3章:お宝キーワードを発見!キーワードリサーチツール
「お客様がどんな言葉で検索しているかなんて、どうやって調べるの?」って思いますよね?
ご安心ください。便利なツールを使えば、誰でもキーワードのヒントを見つけ出すことができます。ここでは、無料で使えるおすすめのツールを中心に、4つご紹介しますね。
おすすめ!無料キーワードツール4選
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
- Google検索の「他の人はこちらも検索」と「関連性の高い検索」
- Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイト
おすすめ!キーワードツール4選
では、簡単な使い方もご紹介しながら解説しますね
1. ラッコキーワード
まず最初に使ってみてほしいのが、この「ラッコキーワード」です。調査したいキーワード(例:「髪質改善」)を入力すると、それと一緒によく検索されているキーワード(サジェストキーワード)を一覧で表示してくれます。
「髪質改善 デメリット」「髪質改善 頻度」「髪質改善 自分で」など、お客様の具体的な疑問や関心事が一目で分かり、ブログのネタ探しにも非常に役立ちますよ。
2. Googleキーワードプランナー
「Googleキーワードプランナー」はGoogle広告のツールの一部ですが、無料で利用することも可能です。特定のキーワードが月にどれくらい検索されているか(検索ボリューム)を調べたり、新しいキーワードの候補を見つけたりすることができます。
ラッコキーワードで見つけたキーワードの検索ボリュームを調べる、といった使い方が便利ですね。(広告を出稿していないと、検索ボリュームは「100~1000」といった概算表示になりますが、それでも十分に参考になります)
3. Google検索の「他の人はこちらも検索」と「関連性の高い検索」
特別なツールを使わなくても、Googleの検索結果ページ自体がキーワードの宝庫です。何かキーワードを検索すると、検索結果の途中や一番下に「他の人はこちらも検索」や「関連性の高い検索」といった項目が表示されますよね。そこには、検索したキーワードと関連性の高い、お客様が次に検索しそうなキーワードのヒントがたくさん詰まっています。
4. Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイト
お客様の「生々しい悩み」がそのまま文章になっているのが、「Yahoo!知恵袋」などのQ&Aサイトです。例えば「美容室」などのカテゴリで質問を眺めていると、「こんなことで悩んでいるんだ」「こういう言葉で質問するんだ」という発見がたくさんあります。キーワードのヒントだけでなく、お客様の感情や背景まで理解できるので、非常に参考になりますよ。
4つのツールを組み合わせて使うことで、あなたのお店のお客様になり得る人が、どんな言葉で、どんな悩みを持って検索しているのかが、より具体的に見えてくるはずですよ。このような潜在顧客はリピート客になりやすいですlineのショップカードで美容室の来店回数を上げる作り方。【スマホ編】画像付き手順
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第4章:美容室のキーワード選定の3ステップ
ツールでたくさんのキーワード候補を見つけたら、次はその中から「どのキーワードで記事を書くか」を選ぶステップです。ここでは、美容室・サロンのオーナー様がキーワードを選ぶ際の、具体的な3つのステップをご紹介します。
美容室のキーワード選定3ステップ
ステップ1:「お客様の悩み」と「お店の強み」が重なるキーワード
ステップ2:検索ボリュームをチェック
ステップ3:競合サイトをチェックする
ステップ1:「お客様の悩み」と「あなたのお店の強み」が重なるキーワードを選ぶ
まず最も大切なのは、そのキーワードがあなたのお店のお客様になってほしい人の悩みと、あなたのお店の強みや提供できる価値が、しっかりと重なっているかどうかです。
例えば、あなたが「メンズカット」を得意としているなら、「メンズカット ツーブロック」「メンズ パーマ ビジネス」「30代 男性 髪型」といったキーワードは、まさに狙うべきキーワードと言えるでしょう。
逆に、検索回数が多くても、あなたのお店の強みと関連が薄いキーワードを選んでも、効果的な集客には繋がりにくいかもしれませんね。
お悩みキーワードは、お客様の悩みとお店の強みが一致するため、集客効果が高く、単価アップ、売上アップにつながります。15000円以上の高単価方法はこちらで解説しています。
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ステップ2:検索ボリュームをチェック(多すぎず、ゼロすぎず)
次に、Googleキーワードプランナーなどで、そのキーワードの検索ボリューム(月間の検索回数)を確認します。検索ボリュームが大きすぎるキーワードは、前述の通り競合が非常に強い可能性が高いです。
逆に検索ボリュームがゼロや、それに近すぎるキーワードは、そもそも検索している人がほとんどいないため、記事を書いても読まれない可能性があります。
最初は、月に数十回~数百回程度検索されているロングテールキーワードあたりから狙っていくのが、成果を出しやすくておすすめですよ。
ステップ3:競合サイトをチェックする
狙いたいキーワードが決まったら、実際にそのキーワードでGoogle検索をしてみて、現在上位に表示されているサイト(競合)を必ずチェックしましょう。
キーワードチェック項目
上位が超強力な大手サイトばかりで勝てそうにないと感じたら、もう少しキーワードをずらしたり、より具体的なロングテールキーワードを探したりする、という判断も重要です。
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まとめ・・・美容室のSEOキーワードリサーチ完全版!お宝キーワード発見ツールと選定法
今回は、美容室・サロン向けのSEO対策の第一歩として、キーワードリサーチの考え方から、具体的なツールの使い方、そしてキーワードの選定法までを詳しく解説してきました。いかがでしたでしょうか?
キーワードリサーチは、一見すると地道で少し面倒に感じる作業かもしれません。しかし、この工程を丁寧に行うことで、お客様のニーズを的確に捉え、無駄なく効果的に情報を届けることができるようになります。それは、あなたのお店と、未来のお客様との「出会いの質」を格段に高めることに繋がるのです。
ぜひ、今回ご紹介したツールや方法を使って、あなたのお店の「お宝キーワード」を見つけ出してみてください。そして、「このキーワードで検索するお客様の悩みを、この記事で解決してあげよう!」という気持ちで、ブログ記事を執筆してみてくださいね。
キーワードの種類は大きく3つ
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード
おすすめ!無料キーワードツール4選
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
- Google検索の「他の人はこちらも検索」と「関連性の高い検索」
- Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイト
美容室のキーワード選定3ステップ
ステップ1:「お客様の悩み」と「お店の強み」が重なるキーワード
ステップ2:検索ボリュームをチェック
ステップ3:競合サイトをチェックする
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