美容室で平均の客の年齢は?60代が20代の2倍来店。今後の課題。
美容室での平均的な客の年齢はどのくらいだと思いますか?少子高齢化と言われる現代、美容室の利用者の平均年齢も上がっています。
美容室で平均的な客の年齢は、年間利用回数で見ると10代〜20代の約2倍近く来店しているのは60代、ついで50代です。美容界の今後の課題としてシニア層はますます増えますから、接客や施術の提案などカウンセリング力が必須になるでしょう。
また美容室の設備として、バリアフリー化をしていくことが必要だと思います。長く地域に愛されるサロンになるなら、生涯通い続けてくれる顧客を増やす集客ポイントにもなるはずです。
美容師の年齢層は30歳未満の男性美容師が68.6%、女性美容師は30歳未満が46.2%、40代以上の接客や施術が苦手であるという問題もあります。
多くの美容室を見ると30代をターゲットにしていますが、実際の来店者は利用回数では50代〜60代が一番多いですよね。
サロンのターゲット層にもよりますが、ほとんどの美容室でシニア層が多いことがわかります。
目次
美容室の平均的な客の年齢は?
美容室の平均的な客の年齢は、年間利用回数から見ると60代が最も多いです。40代からは白髪染めなどが多くなり、50代以上はカラーとパーマをすることが多くなることが多いからだと思いますよ。
また少子高齢化も加速しますからこれからはますます50代以上は増えていくと思います。
RIKA
美容室の平均利用回数と平均年齢
引用元:全国理美容製造者協会
*掲載許可を得ています。
2017 年間利用回数平均
年代 | 年間利用回数 |
全体 | 4.3 |
10代 | 3.1 |
20代 | 3.4 |
30代 | 3.7 |
40代 | 4.1 |
50代 | 4.9 |
60代 | 5.6 |
引用元:NBBA全国理美容製造者協会
*掲載許可を得ています。
お客様のお礼状の例文はこちら
⇒サロンはお客様へお礼状の一言で再来店される。例文付き。
全国の美容室の平均客数
では美容業界の平均客数を見てみましょう。
厚生労働省の統計によると、平日の平均客数は10人となっています。ですが、平日と休日とではさらに変わってきます。もっと細かく見ると、0〜9人以下は全体の半数以上56.6%になっています。14人以下は79.1%になります
少子高齢化に伴い、客数減少し客層は40代以上がますます増えていきます。
RIKA
平日の1日平均客数
1日の平均客数が10人未満は56.6%、半数以上が10人未満です。
平日1日平均客数
引用元:厚生労働省「(図8)1日平均客数別、経営主体別施設数の構成割合」
美容師が失客する原因と指名されるコツはこちら
⇒美容師に多い4回目に失客する法則とは?永久指名される仕掛け。
休日の1日平均客数
休日になると、やはり客数は少し上がってきます。1施設あたり平均客数は13.9人になりますね。構成の内容は0〜14人以下は78.6%ですが、15人以上になると15.9%も上がります。
休日1日平均客数
引用元:厚生労働省「(図8)1日平均客数別、経営主体別施設数の構成割合」
1ヶ月の客数も、稼働日数が25日であれば10人未満の平均客数からすると250人くらいになってきますよね。
RIKA
美容師の平均年齢は30歳未満の男性美容師が最も多い
美容業界の客層は40代以上が増えているのに対して、美容師の平均年齢は30歳未満の男性美容師が68%と最も高い割合です。
美容師の年齢層も男性は30歳未満が68.6%と最も高く、女性も30歳未満が46.2%と最も高いです。
美容師の年齢層
厚生労働省による美容師の常時サロンにいる雇用者の性別と年齢です。
引用元:厚生労働省「(図13)常時雇用者の性別平均年齢別施設数の構成割合」
美容師の平均年齢
美容師の年齢 | 男性美容師 | 女性美容師 |
30歳未満 | 68.6% | 46.2% |
30〜39歳 | 17.5% | 34.0% |
40〜49歳 | 5.8% | 12.5% |
50歳以上 | 8.0% | 7.3% |
引用元:厚生労働省「(図13)常時雇用者の性別平均年齢別施設数の構成割合」
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei22/14-02.html
美容室の今後の課題
美容室の課題は、40代以上のミドル、シニア層が増えているのに対して、中間層の美容師が少ないことです。
そのため20代の美容師が、40代以上の接客や施術が苦手意識がある、またターゲットを20〜30代に設定しているのも相違しています。
美容業界でミドルやシニア層の客層が増えていく一方で、20代〜30代美容師は白髪染めの施術ばかりで嫌だというのもよく聞きますね。
美容界の今後の課題としてシニア層はますます増えますから、接客や施術の提案などカウンセリング力が必須になるでしょう。
接客では会話ができない、40代以上の対応ができないなど多くの課題があります。同年代ならできても、年配者がわからないなどがあるようですが、コミュニケーション力が弱いというのも問題になっています。
最近では自ら「コミュ障」と名乗り、コミュニケーションができない20〜30代が増えていますよね。美容師はコミュニケーション能力は必須で、コミュ障だとかなり厳しいと思います。
また美容室の設備として、バリアフリー化をしていくことが必要だと思います。長く地域に愛されるサロンになるなら、生涯通い続けてくれる顧客を増やす集客ポイントにもなるはずです。
引用元:厚生労働省「(図24)高齢者や車いすの方に配慮した設備の状況別にみた施設数の構成割合」
グラフを見ると「高齢者等に配慮した設備あり35.1%」と、まだまだ進んでいませんよね。
RIKA
美容界の今後の課題
- シニア層の接客や施術の提案などカウンセリング力が必須
- 美容室の設備として、バリアフリー化をしていくこと
- 長く地域に愛されるサロンや生涯通い続けてくれる顧客を増やす集客ポイント
値上げなしでも単価アップが明日からできる。 ↓ ↓ ↓
\500人以上がダウンロード♪/
サロンの売上アップ必須対策は客単価
値上げなしで単価アップ方法が学べる無料WEB冊子
値上げしないで
『119日で客単価を10%も上げる方法』
*期間限定のプレゼントです。お早めにどうぞ。
まとめ・・・美容室で平均の客の年齢は?60代が20代の2倍来店。今後の課題。
いかがでしたか?美容室の平均のお客様の年齢層は50〜60代のシニア層がますます増えるでしょう。
2017 年間利用回数平均
年代 | 年間利用回数 |
全体 | 4.3 |
10代 | 3.1 |
20代 | 3.4 |
30代 | 3.7 |
40代 | 4.1 |
50代 | 4.9 |
60代 | 5.6 |
美容師の平均年齢
美容師の年齢 | 男性美容師 | 女性美容師 |
30歳未満 | 68.6% | 46.2% |
30〜39歳 | 17.5% | 34.0% |
40〜49歳 | 5.8% | 12.5% |
50歳以上 | 8.0% | 7.3% |
美容界の今後の課題
- シニア層の接客や施術の提案などカウンセリング力が必須
- 美容室の設備として、バリアフリー化をしていくこと
- 長く地域に愛されるサロンや生涯通い続けてくれる顧客を増やす集客ポイント
RIKAはこう思うよ。
バリアフリー化は必須。
RIKA
お客様のお礼状の例文はこちら
⇒サロンはお客様へお礼状の一言で再来店される。例文付き。
美容室の最高の迎え方はこちら
⇒美容室の接客でまた来たい!は最高の迎え方で再来率アップする。
美容師が失客する原因と指名されるコツはこちら
⇒美容師に多い4回目に失客する法則とは?永久指名される仕掛け。
美容師の良い会話術についてはこちら
⇒美容師の良い会話術は話す前から始まっている!心を配る会話とは?
売れる美容師のカウンセリング方法はこちら
⇒売れる美容師のカウンセリングとは?指名される美容師はここが違う!