元パリコレ美容師リカさんから伝授

美容室のスタッフ教育。これがダメスタッフを育成する具体例。

 
美容室のスタッフ教育
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向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター|パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説
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こんにちは!プロデューサーRIKA(  @rich.beauty.tokyo)です。

 

美容室のスタッフ教育は頭をかかえる悩みですよね。経営者や店長はスタッフがどうすれば伸びていくのか、考えるのではないでしょうか。

 

美容室のスタッフ教育でダメなスタッフを育成してしまうことがよくあります。私も長い経験がありますから、スタッフ教育の難しさはよく理解しています。

 

美容室のスタッフ教育。ダメなスタッフ育成は、教育システムがないことが原因です。技術面や精神面の二本立てにすると解決します。

 

長年の美容師歴で実践してきた「美容室のスタッフ教育」について解説していきますね。

 

このサイトでは美容師に特化した『美容師マーケティングとWEBマーケティング』を詳しく解説中!ぜひ参考にしてね!

 

美容室のスタッフ教育

 

「今時の若い子は・・・」で片付ける問題ではなく、育った環境や時代について論争しても意味のないことだと思っています。

 

教育に関しては何千年も前から同じようにあるからです。

 

まず考えて欲しいのは、自分が受けた教育が全てではないということですよね。経営者や店長が「昔の練習は毎日やった、練習の確保ができない」と悩んでいるとよく聞きます。

 

それよりもスタッフ教育では技術面の教育と、精神育成と別に分けていくと良いですよ。またシステム化させて、スタッフ自身が今どの段階にいるのか確認できるようにすることも大切ですよね。

 

スタッフ教育の二本立て

  • 技術面の教育
  • 精神面の育成

目標値のどの地点にいるかということがカリキュラム化していれば、よりよくわかるのではないでしょうか。

RIKA

 

 

技術面の教育システム

 

技術面の教育もシステム化することをお勧めします。システム化がなぜ必要かというと教える側の経営者や店長も、次に何をやったら良いのか迷いがなくなりますよね。

 

またスタッフも目標値をはっきりさせて、共同でその地点にいくことを目標に計画書をつくると行動しやすいです。

 

まずはスタッフが行動しやすいような導線を作ると良いですよ。

 

技術面の教育システム

  • アシスタントからスタイリストになるまでの計画書
  • スタッフがレベルアップする見通しが立つように視覚化する

 

ではこの技術面の教育に関しては、誰が担うのかということなんですが、それも段階をおって担当者を変えていくことで一人の負担が減りますよね。

 

スタッフが何人いるかにもよりますが、技術レベルやスタイルレベルによって責任者を決めて持ち回りで教育していくということがお勧めです。

 

例)

シャンプー・カット(基本スタイル)・パーマ・カラー・セット・メイク・着付け

 

このような場合も、カットスタイルのパターン別に教える担当者を決め、最終的に技術者の責任者がテストをしていくことがお勧めです。

 

技術を教えるスタッフの決め方

  • 技術レベルに合わせて担当者を決める
  • 各分野の報告会をする

 

一人のスタッフを育てるのに、みんなで関わっていくことは負担も減らせますし、日頃のケアも兼ねながらやっていくと良いですよね。

 

また報告会などを開いて、伸び率やスタッフの様子などを報告し合うこともお勧めしますよ。

RIKA

 

 

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精神面の育成

 

精神面の育成は、技術よりも大切にした方が良いと思っています。

 

精神面の育成は、人として成長していくことにフォーカスしますが、簡単ではないですよね。

 

目標値が同じでなければ、共感し合うこともなくどんどん離れていく原因になってきます。

 

精神面の育成は「感じることができるか」どうかだと思います。スタッフ自身が、良い悪いや、好きや嫌いと感じることが大切かなと思います。

 

例えばスタッフ間の人間関係も、みんな仲良くして欲しいですよね。スタッフが何の曇りもなく、サロンに毎日立てば売り上げは上がっていきます。

 

自分がされて嫌なことはしないなど基本的なことを感じて、行動できるようにすることも大切です。

 

また、サービス面などで教育するには、三ツ星レストランの食事などにいき待遇を受けて、感じさせる。またB級グルメなどの安い食事に行き、どう感じるのかなど話し合うのも良い教材になりますよね。

 

やはり日本一の技術や、サービスを受けていき感動すると良い影響になります。

RIKA

 

相手は反面教師。

 

私自身が特に感じていた部分ですが、相手は自分の反面教師だということ。見えている相手は、自分をそのまま映し出しているということなんですよね。

 

今まで自分を省みずにスタッフを変えようとし、スタッフがどんどん辞めていくと言うことも経験しています。

 

だからこそよくわかってきたんですよね。失敗が多かったからこそ、ですね。

 

例えば、スタッフに関してあれやこれや思いますよね。

 

ですが、真っ白な状態で入ってきたスタッフが、今その状態なのはあなたが作りあなたの背中を見てきたからだと思いませんか?

 

スタッフの今までの環境や性格など、そのせいにしたくなることもわかりますが、その変えられない事実に対して文句を言っても意味がないことです。

 

それよりも、むすっとするとかファッションがだらしないとか、練習しないなどは後天的な問題であなた自身の背中を見て同じことをしているんですよね。

 

相手に完璧を求めるなら、自分を変えていくことが先決かなと思いますよ。相手を変えることよりも、自分が変わることの方が早いです。

 

また感情を抜きにして、「怒る」のではなく「伝える」ということに思考を変えていくと、やりやすいと思いますよ。

 

言うと嫌われる、辞めるかも・・・と言うのは感情の部分ですが、今やったことに対して「伝える」ことに切り替えていけば、感情的な負担は無くなると思いますよ。

上手に伝える、目標に対して道筋や見通しを立ててあげると、安心して目標に向かっていきます。

RIKA

 

 

 

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まとめ・・・美容室のスタッフ教育。これがダメスタッフを育成する具体例。

 

いかがでしたか?ダメなスタッフは自分自身が作ってしまったと言う事実に向き合い、自分を変えながらスタッフを育てていくことかなと思います。

 

スタッフ教育の二本立て

  • 技術面の教育
  • 精神面の育成

技術面の教育システム

  • アシスタントからスタイリストになるまでの計画書
  • スタッフがレベルアップする見通しが立つように視覚化する

技術を教えるスタッフの決め方

  • 技術レベルに合わせて担当者を決める
  • 各分野の報告会をする

 

RIKA はこう思うよ。

3年で7割は離職するって。

RIKA

 
 
 
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向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター|パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説
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