美容室コロナ影響と対策。美容師法の衛生管理の徹底で防ぐこと。

2020年3月2日

2020年7月10日

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向川 利果

　

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向川 利果

向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター｜パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説

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美容室のコロナ影響について、美容室での感染を防ぎ拡大させないための措置を早急にした方が良いと思います。美容室は公衆衛生において地域社会では大きな役割を担っています。

消費者（お客様）にとって、安全及び衛生は最大の関心事項であるため、徹底した衛生管理を実施している店舗だとわかった方が安心ですよね。

美容室は美容師法の衛生管理を遵守しており、お客様一人一人に対して手指消毒やクロス、タオルの交換、器具消毒を実施していますが、お客様が不安に感じています。

美容師法に基づき衛生管理を遵守していることを、ホームページや SNS、店舗外に張り紙、顧客にはDMでお知らせすると良いでしょう。

また来店前の注意喚起（海外渡航歴の有無や感染者接触の有無、感染の疑い）を記載しておくことも必要ですよ。

また美容室の従業員の朝の検温やマスク着用などで、少しでも感染拡大を防ぐことを努力しましょう。

美容室では最新の厚生労働省のホームページや正式発表をチェックし、対策を講じる必要があると思います。

長年の美容師経験で、新しい感染症や大規模な感染症（SARSやMARS)も乗り越えてきた衛生管理を解説しますね。（最新の厚生労働省の正式発表も確認してくださいね。厚生労働省　新型コロナウィルス感染症について））

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美容室のコロナウイルス感染症の影響と対策

新型コロナウィルス感染拡大を予防するために、美容室及び美容師の衛生管理についてできる限りの対策を考えてみました。

お客様は美容室へ行き美容師と対面、会話をすることでコロナウィルスに感染しやすいのではないか、また美容室側がどんな対策を講じているのはなど不安に感じています。

今現在（2020年3月2日）の時点で、まだはっきりとした感染経路や感染予防など完全な対策を政府は発表していません。

ですがそもそも美容師や美容室は生営業（生活衛生関係営業）、営業を行う時点で美容師法に基づいた衛生管理を遵守しています。衛生管理では様々な対策ができますよね。

例えば消毒管理では手指消毒、器具消毒、クロスやタオルの交換、椅子やトイレドレッサーなどの消毒。換気をまめに行い、空気の入れ替えなど。

従業員のマスク着用や検温、体調不良の場合の自宅待機の実施なども必要です。また来店したお客様のマスク着用や検温、手指消毒などを実施しているところもあります。

お客様に従業員が感染していないことを証明し、少しでも不安な材料を消していきたいですよね。

美容室のコロナ影響でマスク着用を求める消費者について
⇒美容室コロナ大丈夫？マスク着用美容室を探す消費者の心配と対策 。

美容室の衛生管理・・・クロス、タオル、器具消毒、消毒時間表示

美容室の衛生管理では美容師法に基づき、今一度再確認してみましょう。美容室では人から人へ感染させない衛生管理を他業種よりもかなりの時間数を学び実施しています。

例えば美容室ではお客様一人ひとりに対し、施術ごとにタオルやクロスを交換していますよね。シザーやコームなどの器具消毒、刷毛やブラシなどの洗浄や消毒を実施しています。

美容室では厳しい美容師法に基づいて衛生管理を遵守していることをお客様は知りませんから、消費者として不安に感じています。

美容室内で消毒した事実を表示する、検温した事実を表示するなど目に見える形で提示するのも良いと思います

またお客様は美容師と対面で施術や会話をするため、感染するのではないかとの不安もあります。マスクの着用ではまだ完全に防ぐことは確認されていませんが、消費者にとって美容師がマスクを着用しているかどうかが不安材料になっています。

美容室のコロナ対策
⇒美容室でコロナの対策12マニュアルと衛生管理チェック表付き。

コロナ対策のお知らせ美容室の例文
⇒コロナ対策のお知らせは美容室の客離れ防ぐ？テンプレ付き例文。

美容室の消毒と種類

美容室の洗浄と消毒についてはこちらに書いておきます。

美容師となるべく接触感染減らすポイント
⇒必見！コロナ、美容室行く？美容師と接触感染を減らす6つのポイント。

美容室の消毒と洗浄の種類

洗浄と消毒

（1）洗浄・・・消毒前は家庭用洗剤をつけたスポンジなどを用いて、器具の表面をこすり、十分な流水（10秒間以上、1リットル以上）で洗浄

（2）消毒

　器具の洗浄と消毒

• 紫外線照射
• 蒸気消毒
• エタノール消毒
• 次亜塩素酸ナトリウム
• 逆性石鹸
• グルコン酸クロルヘキシジン
• 両性界面活性剤

タオル類の消毒

手指の消毒

お客様一人ごとに手指消毒・・・速乾性擦式消毒薬

引用元：理容所及び美容所における衛生管理要領　昭和56年6月1日環指95号厚生省環境衛生局長通知

平成22年9月15日（健発0915第5号）理容所及び美容所における衛生管理要領の一部改正について、速乾性擦式消毒法が認められ発表されました。理容所及び美容所における衛生管理要領の一部改正についてと改定後全文

 

美容院でコロナが出た時の対策
⇒美容室でコロナウィルスが出た時の対策は？慌てず最寄りのセンターへ。

美容室で感染予防対策実施をお知らせ

美容室では衛生管理を美容師法に基づいて実施していることを、消費者は知りませんから不安に感じています。

美容室では「美容室では美容師法に基づいて衛生管理を徹底していること」をホームページやSNS、DMなどでお知らせすると良いと思います。

今現在は感染を完全に予防できることがまだわかってはいませんが、それでも美容室や美容師ができる最大限の措置をして行くことをお勧めします。

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美容院のコロナ安全について
⇒コロナウィルス美容室は安全？美容師と接触感染が心配でもできること。

落ち着いた対処と記録

SARSコロナウィルスの時も経験していますが、美容室では落ち着いた対処が必要ですよ。

ご年配のお客様や不安に感じながら来店されるお客様も多くいます。不安を煽るような発言はもちろんのこと、一緒になって不安や心配な発言を避け、前向きな言葉に置き換えて乗り切りたいですよね。

また今後も新型のウィルスは形を変えて発生すること避けられないですよね。（嫌ですが）その時の対策として、今回のコロナウィルスでの対策などを記録し、無用な心配をしないように対策を練ることもできます。

美容室のコロナ支援策
⇒美容室はコロナで事業悪化？特例支援の小規模事業者相談窓口始まる。

美容室のコロナ感染症による事業悪化

例えば、自宅待機によるお客様の来店数が減り、事業悪化なども考えられます。これについては関連する融資制度が経済産業省が新型コロナウィルス感染症に係る中小企業対策を講じています。

経済産業省
⇒新型コロナウィルス感染症に係る中小企業者対策を講じます（セーフティネット保証4号の指定）

また日本政策金融公庫の方でも相談窓口ができています。

日本金融公庫
⇒新型コロナウィルスに関する相談窓口

美容室がコロナで売上減少なら特別貸付の融資支援策あり。ネットから申し込み手順
⇒コロナウイルス美容室経営借り入れチェック表。特別貸付申し込み手順

まとめ・・・美容室コロナ影響と対策。美容師法の衛生管理の徹底で防ぐこと。

美容室は地域社会に根付いた役割があります。お客様の不安を丁寧に消していきましょう。

美容室のコロナ影響の対策

• 美容師法に基づいた衛生管理を遵守
• 従業員のマスク着用や検温
• 体調不良の場合の自宅待機の実施など
• お客様のマスク着用や検温、手指消毒

美容室の感染予防対策をお知らせ

• 感染予防対策実施のお知らせをする
• 視覚化させて不安にさせない

落ち着いた対処と記載

• 不安を煽るような発言を避ける
• 前向きな言葉に置き換える
• 感染症の経過や対策を記録する

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