軽減税率で仕入時の税率って美容室は？軽減税率対象品目について。

2019年9月25日

2020年2月28日

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向川 利果

　

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向川 利果

向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター｜パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説

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軽減税率は仕入れ時の税率って美容室の場合はどうなるのかなって思いますよね。今回の消費税増税では、日本に初めて二つの税率が混在することになります。

消費税が8％と10％の二つが存在します。美容室の場合、材料などを仕入れると思いますが、軽減税率って関係あるのかどうかですよね。

軽減税率は仕入時の税率で美容室の場合は、飲食料品と新聞は軽減税率の対象品目になります。仕入れの中で人の飲用と食用に供されるものと新聞（定期購買契約のみ）は軽減税率8％の対象になります。例えばサプリとかサービスの飲料などですね。

それ以外は消費税10％の仕入れになります。

今日は美容室の仕入時の軽減税率について「軽減税率で仕入時の税率は美容室の場合は？」について解説します。

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軽減税率って仕入時の税率は美容室の場合は？

軽減税率が仕入時の税率って美容室の場合はどんな風に関係するのか、わかりにくいですよね。

美容室に限らず、軽減税率は政府が消費税増税による景気の冷え込み対策として用意したものです。

そのため今回、日本で初めて二つの税率が混在することになります。軽減税率が関係する対象品目があり、飲食料用と新聞の二つになります。

美容室に関係する軽減税率の対象も同じで、仕入時の飲食料用と新聞（定期購買契約のみ）と販売時に飲食料用が関係します。

美容室の軽減税率

美容室の消費税増税の対策として軽減税率対策補助金制度を活用できますよ。
⇒美容室は増税で値上げのタイミング？軽減税率対策補助金制度を活用。

美容室の仕入時の軽減税率

美容室の場合、仕入時は軽減税率ってどうなるの？と思うかもしれませんが、たった二つの対象品目が関係します。

飲食料用と新聞を仕入れた場合のみになります。そのほかの材料費は対象になりません。

この飲食料用は、例えばサプリ、スムージー、ドリンクなどです。サービスでコーヒーやお茶など出していて仕入れる場合も同じです。

あめやちょっとしたお菓子、スパの後の飲料など、人の口に入るもの全てが対象になります。＊酒類は対象になりません。

またサロンで新聞を定期購買契約していて、なおかつ週2回以上発行される新聞が対象です。ただし、電子版は対象になりません。

最近はサロンでは、雑誌や会計などを全てタブレットにしていますが、電子版の新聞を契約しても対象になりません。

軽減税率対象商品の仕入れと販売の早わかりチェック！イラスト付き。
⇒軽減税率対象商品は美容室の仕入れと販売の早わかりチェック！イラスト付き。

美容室の販売時の軽減税率

美容室で販売する場合の軽減税率の対象品目も同じで、飲食料用です。

例えば、サプリやドリンクなどで健康サプリとか〇〇サプリなどありますよね。痩せる〇〇お茶とか、健康に良い〇〇とかなどです。

人の口に入る飲食料用をサロンで販売する場合は軽減税率の対象になります。この場合、レジの対応をしないと会計時が大変になりますよね。

レジに8％と10％の品目を用意し、会計しなければなりません。この時の軽減税率対策のためにレジを購入すると、軽減税率補助金制度を申請できます。

美容室シャンプーの軽減税率、仕入れや販売の税率。
⇒軽減税率では美容室シャンプーは？仕入れや販売の税率について。

政府は軽減税率対策補助金制度を用意

お客様も消費税アップに伴う価格の改定、つまり便乗値上げに敏感ですよね。社会全体が消費税アップになれば、価格の低いところへ流れやすいです。

軽減税率対策補助金を利用できる美容院

政府は消費税増税のための冷え込み対策として、軽減税率補助金制度を用意しています。期限は令和9月30日までです。

美容室の消費税対策でキャッシュレス決済ポイント還元5％活用
⇒美容室の消費税対策になる？キャッシュレス決済ポイント還元5％について。

軽減税率 対象 美容室

消費税10パーセントの美容室は確認してみてくださいね。

 

引用元：軽減税率対策補助制度

 

消費税増税用の改定価格のシンプルな例文を書きましたので参考に。
⇒消費税増税による料金改正のお知らせ美容室。改定価格の例文。

まとめ・・・軽減税率で仕入時の税率って美容室は？軽減税率対象品目について。

いかがでしたか？美容室の軽減税率が関係する仕入時の税率については、2つの税率が混在します。

軽減税率

• 政府が消費税増税による景気の冷え込み対策として用意
• 日本で初めて二つの税率が混在する
• 軽減税率の対象品目は飲食料用と新聞の二つ
• 美容室に関係する軽減税率の対象も同じ
• 美容室は仕入時の飲食料用と新聞（定期購買契約のみ）が対象
• 美容室は販売時に飲食料用が対象

美容室の軽減税率

仕入れ時の軽減税率対象品目

• 二つの対象品目で飲食料用と新聞だけ
• 人の口に入るもの全てが対象
• 酒類は対象にならない
• 新聞（週2回発行）を定期購買契約のみ
• 電子版の新聞は対象にならない

販売時の軽減税率

• 対象品目も同じで飲食料用
• 人の口に入る飲食料用をサロンで販売する
• レジの対応をしないと会計時が大変
• レジに8％と10％の品目を用意
• 軽減税率対策のレジを購入すると軽減税率補助金制度が申請できる