美容師です。会話が下手でも指名増やすことはできますか？

2019年5月2日

2022年8月9日

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向川 利果

　

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向川 利果

向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター｜パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説

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美容師で多いのが会話が下手で困っているというお悩みです。もともと会話が苦手で人見知りをしてしまう人も多い印象ですね。

実は私も人見知りで、会話が下手で悩んだ時があるのですごく気持ちがわかります。今でこそ「またそんなの嘘でしょ？そんな風に見えない」と笑われてしまいますが、本当なんですよ。

そんな私が克服してきたことをシェアしますね。

美容師の会話が下手でも指名を増やす方法は、「お客様の言葉や様子から判断する」「前回の会話の続きから話す」「笑顔・挨拶・返事」がとても大切です！

長年の美容師歴で実践してきた「美容師の会話が下手」でも指名が増えることについて解説していきますね。

このサイトでは美容師に特化した『美容師マーケティングとWEBマーケティング』を詳しく解説中！ぜひ参考にしてね！

美容師の会話が下手でも指名が増える

美容師の会話が下手で困っているというご相談を受けます。私も同じ悩みを抱えていたこともあり、よくわかります。

人見知りで会話が下手な私でも指名が増やすことが出来ましたから、安心してくださいね。

美容師の場合は、人見知りでも会話が下手でも会話は、お客様のライフスタイルや考え方、好みを知るために必要ですよね。

会話が下手だとお客様は、会話の内容や話し方や聞き方によって「疲れる」だけで苦痛になってしまいます。

コミュニケーションのつもりが、お客様にとっては心の負担になっていることが多いんですよ。

私がオススメする方法は、お客様の会話の内容は前回のお話の続きからすると良いですよ。お客様との会話の内容や様子などを書いておき、次回来店時にその続きから話すというものです。

ただ配慮することは、お客様があまり会話をしたくない時もありますから、様子を見ることが一番大切ですね。

また言葉を選んで使うことも大切ですよ。

美容師の良い会話術についてはこちら
⇒美容師の良い会話術は話す前から始まっている！心を配る会話とは？

[既存顧客]前回の話の続きから始めるとスマート

お客様の方から何かの話題が出たら、その話題で会話をすると良いですよ。

既存顧客の場合は会話の内容や様子を、カルテに記載します。そして次回来店されたら、そのお話の続きから話すと「覚えてくれていたんだ」と嬉しくなりますよね。

また会話からライフスタイル、関心ごと、悩みを見つけていくことがとても大切です。

ライフスタイルや関心ごとと悩みを知ることで、髪やファッションなどを作っていくことのキーポイントになりますよね。

ただ、プライベートなことに踏み入れているという意識は忘れずにいることが大切ですね

意味のない会話はお客様を疲れさせてしまいますよね。「何かを話さなくては！」とか「盛り上げないと！」というのは一方的でお客様を無視しています。

お客様との会話が、お客様自身のことから始まると、「自分の話を覚えていてくれた」と嬉しい気持ちになりますよね。

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[新規客]会話は慎重に

ご新規様の場合は、来店理由が「前回の美容師や美容室が気に入らなかった」という理由が大前提にありますよね。

カウンセリングから得た情報から、髪に対して悩みや希望を会話から少しずつ聞き出していくと良いですよ。

美容師にとって、お客様との会話はライフスタイルや好みを聞くことで「よりよく綺麗になってもらいたい」からだと思うんです。

ライフスタイルなどを聞いた後も、「お手入れが大変ではないか」「自分で再現できるか」「お客様との相違がないか」のために聞いているということを伝えると不快にはならないですよ。

「なんでそんなことを聞くの？」といった根掘り葉掘り聞かれて嫌だという不快な感情は、プライベートなことをなぜ知り合ったばかりの人に話さなければいけないのかという警戒心が生まれるからです。

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⇒サロンの上質な接客とは？ポイント4つでサロンが生まれ変わる！

良い会話は笑顔・挨拶・返事から始まる。

会話の前に笑顔や挨拶、返事ができていますか？良い会話が生まれるのも、笑顔がないと話しづらいですよね。

また爽やかに挨拶をしてもらうと自然に会話が生まれるし、快い返事をされれば気持ちが良いです。笑顔・挨拶・返事は毎朝練習すると良いですよ。

体調や寝不足などは顔色や顔の表情に影響が出ますから、朝、鏡でチェックすると良いです。

また、お客様と笑顔で挨拶をした時のお客様の様子や、どんな言葉を発したかで、お客様がどんな風にサロンで過ごしたいかわかります。

自分の時間を邪魔されたくないのか、たわいもない会話を楽しみたいのかを判断します。

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まとめ・・・美容師です。会話が下手でも指名増やすことはできますか？

いかがでしたか？会話が下手かどうかは、会話のネタではありません。お客様が発した言葉や様子から会話が生まれます。

気持ちの良い会話

• お客様の様子から会話の内容の判断する
• 会話の内容や様子をカルテに書く
• 前回の会話の続きから話す
• 丁寧な言葉を選んで使う

既存客との会話

• 会話の内容や様子をカルテに記載
• 前回の話の続きから話す
• プライベートな話は慎重に

新規客の会話

• カウンセリングの内容から会話を広げる
• ライフスタイルなどのプライベート情報は慎重に聞く
• 前歴の不満から警戒心がある

良い会話とは

• 笑顔・挨拶・返事から始まる
• 朝、鏡を見ながら練習する
• 体調不良でも変わらずにできるようにする
• お客様の言葉を拾う
• 来店時の様子で判断する