美容師のアシスタント期間は3年以上。人手不足で教育できない解決法。

こんにちは!プロデューサーRIKA( @rich.beauty.tokyo)です。
美容師アシスタントの期間の平均は3年以上が多いですが、実際にはもっと期間が長いこともあるようですね。
サロンによって慢性的な人手不足で教育ができない、カリキュラムがない、教育システムが整っていないなどがあるようです。
私自身は入社11ヶ月でスタイリストデビューしましたが、教育システムがしっかりあったのと先輩たちのフォローアップが手厚かったからだと思っています。
それがなければこんなに早いデビューはなかったと思いますよ。
美容師のアシスタント期間が平均3年以上!慢性的な人手不足で教育できないことを解決するには、教育カリキュラムやシステム化をお勧めします。またサロン全体で共有し合うことは必要です。
私が長年の美容師歴で実践してきた「美容師のアシスタント期間が3年以上。人手不足で教育できない解決策」を書いていきますね。
このサイトでは美容師に特化した『美容師マーケティングとWEBマーケティング』を詳しく解説中!ぜひ参考にしてね!
目次
美容師のアシスタント期間は平均3年以上。人手不足で教育できない!
美容師アシスタント期間は平均3年以上ですが、年々伸びているように感じます。
長年経験がある私も感じていましたが練習時間の確保や、人手不足で教育まで手が回らないなど問題がありますよね。
練習時間も一昔前のように何時間も終電まで練習するということも少なくなりましたね。自主練の範囲で時間外にやってください、というところも多いかもしれません。
人手不足で教育できない解決策としては、教育システムを作りカリキュラムと作っていくことが必要です。
その教育システムに沿ってサロン全員で共有していくことで、一人一人の負担が減らせることができますよね。
人手不足で教育できない解決策
- 教育システムとカリキュラム
- サロン全体で共有する
教える側もプライベートな時間を確保し、教えることのストレスを抱え込まないようにすることです。
RIKA
教育システムで人手不足の負担を改善する
教育システムは作っていますか?なんとな〜くある感じですか?
教育システムはカリキュラムとは違い、サロン全体の教育に関して仕組み化することです。
もしサロンにスタッフが5人いた場合、教育スタッフ一人に全てを任せることは危険ですよね。閉鎖的な関係になりがちで、気がついたら両方とも辞めていたなんてことになりやすいです。
それよりもサロン全体で取り組めるように、教育システムを作っていくことの方が良いサロン作りにもつながりますよね。
教育システムの内容例
- 接客部門
- 技術部門(細かく分類)
- マーケティン部門
- 精神面
最低限度の教育システムの軸を作ってみましょう。
RIKA
技術部門
技術を教える場合もカットやセット、ワイディングなどもそれぞれ得意分野のスタッフに任せていくと良いと思います。
練習などもそれぞれが担当する日を決めていくと、一人のスタッフの負担が少なくて済みますよね。
また教える側もミーティングし進み具合を共有し合うことで、遅れなどの問題を発見しやすいですよね。
技術部門
- 各分野を得意スタッフが担当
- 練習日は各分野の担当者が担当する
- ミーティングで共有し改善する
- 教える側を教育(サロンベーシックを作る)
例)
シャンプー部門
カット部門
ワイディング部門
ベーシック部門
アカデミック部門
それぞれが担当するためにはオーナーや店長などがテストし、基準をはじめに決めた方が良いですよね。サロンベーシックを作り、システムにすると良いです。
よくあるのが「先輩によって教えかたが違う」「先輩によって言うことが違う」となってくると、アシスタントは不満が募ってきます。
教える側にもサロンベーシックをはじめに教育することが大切ですね。
RIKA
接客部門
接客もサロンベーシックとしてシステム化することで、サロン全体の接客に一貫性が出ますよね。
電話や会計、カウンセリングやお客様対応、クレーム対応などもサロンベーシックを作ることでアシスタントも迷わなくなります。
接客部門
- サロンベーシックを作ると一貫性が出る
- 電話や会計などのフロント
- カウンセリングやお客様対応
- クレーム対応
マーケティング部門
意外と取り入れていないのがマーケティングの分野ではないでしょうか。美容師はマーケティングに苦手意識があり、技術が上手ければ売上は自然に伸びると思っています。
売上は自然に伸びていくことはないですよ。一昔前のカリスマと言われる美容師も、コンクールやメディアに名前が出ることで権威性を使ってマーケティングしています。
有名になり権威性を使い、集客しリピートさせ単価を上げていくマーケティングですね。
コンクールやメディアに出なくても、デジタル(WEB)を使い無料で露出し認識させることができます。また、リアルなマーケティングでは集客方法やリピート、単価アップしていくこともアシスタント時代から教育していくことです。
マーケティング部門
- デジタルマーケティング
- リアルマーケティング
マーケティングの基本は同じで、年間支払額が高い優良顧客を生涯顧客化することですよね。RIKA
精神面の部門
ハートフルなケアはとても大切ですね。
スタッフ間の人間関係で悩んでいたり、目標に対して悩んでいたり、将来について悩んでいたりしますよね。
モチベーションが下がるのもサボりたいのも当たり前で、悩みが出るのも当たり前なんです。自分がアシスタントだった頃はそうではありませんでしたか?
はけ口がないために、不満や不安の比重が大きくなり希望が小さくなっていきませんでしたか?
積極的に悩みを聞き出して小さな問題解決を繰り返す方が有効ですよね。何より顔つきが変わり、心から楽しんでいる笑顔が消えている状態でお客様の前に立つことは良くないです。
少ないスタッフでもできる方法は交換日記を回していくことはお勧めしますよ。1週間に1〜2回程度でも良いのでやってみてください。
精神面の部門
- 日頃から小さな問題を解決する
- 悩みを積極的に聞き出す
- 交換日記
一人よりもみんなで共有した方が効率的に生産性が上がりますよ。
RIKA
まとめ・・・美容師のアシスタント期間は3年以上。人手不足で教育できない解決法。
アシスタント教育は人手不足でなかなかうまくできないことが多いのが現状ですよね。サロンベーシックをシステム化することで、サロンに一貫性ができてくると思います。
自分の仕事をしながら教育していくことの大変さは身にしみてよくわかっています。少しでも参考になればと思います。
人手不足で教育できない解決策
- 教育システムとカリキュラム
- サロン全体で共有する
教育システムの内容例
- 接客部門
- 技術部門(細かく分類)
- マーケティン部門
- 精神面
RIKA はこう思うよ。
アシスタント歴3年未満を目指したい。
RIKA