美容室の顧客数の平均は1施設480人。客数減少を訴える経営者。
全国の美容室の顧客数は年々減っているように感じていますか?厚生労働省の経営者の問題意識に対する調査では、客数減少に問題だと一位になっています。
美容室は24万店や美容師52万人で過多になっています。
美容室の顧客数の平均は、1施設あたり日本人口5歳〜75歳までの施設利用者対象で平均480人です。対策として顧客化し回転数と単価を上げていくことです。
厚生労働省平成29年度の理美容室の店舗数と理美容指数が発表。
厚生労働省 平成29年度衛生行政報告
店舗数・人数 増減 美容室 24万7578店 4218店(前年度比1.7%)増 美容師 52万3543人 1万4264人(前年比2.8%)増 引用元:厚生労働省 衛生行政報告例(生活衛生関係)
具体的にはdmを定期的に送り存在を忘れられないようにすること、カウンセリングによって悩みを聞き出し希望以上に仕上げる、定期的なアンケートを送り改善点を見つけ出すことをお勧めします。
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目次
全国の美容室の顧客数の平均は1施設480人
全国の美容室の顧客数の平均は1施設480人。
また厚生労働省の統計ページによると、競合店が多く生存競争が激しいことがわかります。
美容業経営改善のポイント
(1)業界の動向
1.激しい生存競争
美容業界の美容所施設数は平成11年行こう毎年少しずつではあるが増加を続けている。
美容業界の対象人口を5歳児から74歳までと仮定して推計しても、現在の美容施設数223,645施設でカバーすると、480人に1施設の割合で出店されていることになり、激しい生存競争が行われていることが容易に分かる。
引用元:厚生労働省「美容業の実態と経営改善の方策」 美容業改善のポイント
(平成24年3月)
これを見ても明らかに1施設あたりの客数確保が難しくなっていきます。
*今現在は24万店になっていますから、もっと少なくなっていると思いますよ。
美容室の1日の顧客数の平均は平日10人で休日は13.9人。
厚生労働省の統計によると、平日の平均客数は10人となっています。ですが、平日と休日とではさらに変わってきます。もっと細かく見ると、0〜9人以下は全体の半数以上56.6%になっています。14人以下は79.1%になります
平日の1日平均客数は10人
1日の平均客数が10人未満は56.6%、半数以上が10人未満なんですね。
平日1日平均客数
引用元:厚生労働省「(図8)1日平均客数別、経営主体別施設数の構成割合」
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei22/14-02.html
休日の1日平均客数は13.9人
休日になると、やはり客数は少し上がってきます。1施設あたり平均客数は13.9人になりますね。構成の内容は0〜14人以下は78.6%ですが、15人以上になると15.9%も上がります。
休日1日平均客数
引用元:厚生労働省「(図8)1日平均客数別、経営主体別施設数の構成割合」
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei22/14-02.html
1ヶ月の客数も、稼働日数が25日であれば10人未満の平均客数からすると250人くらいになってきますよね。
RIKA
美容経営者が問題に感じている客数減少
多くの美容室経営者が経営上の問題点として、客数減少を上げているのが65.7%もいます。美容師増加とともに、店舗多過多によりますます客数減少の問題は大きなることは予測されますよね。
引用元:厚生労働省「美容業の実態と経営改善の方策」 経営上の問題点別施設数の割合
(平成24年3月)
対策はリピートに力を入れるべし
客数減少はこれからさらに加速するのは間違いないのですから、対策としては顧客化することです。顧客の囲い込みがとても重要になってきますね。
また顧客を単なる顧客化ではなく生涯顧客化していけば、経営上安定します。
母体(客数)は増えてはいかないのですから、回転数(年間利用回数)と単価を上げていくことが大切になってきますね。
新規客をいかに顧客化するかは、日頃の顧客との関わり方です。目の前の顧客が一体何を求めているかは、カウンセリングを十分にすることで、見つけることができます。
また定期的なdmを送ることで、忘れられることも防げます。今ではLINEでサロン情報を流すことができますから、定期的に良い情報を送ることが大切になってきます。
何を改善してわからないときは、顧客に聞くことです。定期的なアンケートで改善点が見つかりますよ。
客数減少の対策
- 顧客化する
- 生涯顧客化が安定する
- カウンセリングで顧客の求めていることを聞き出す
- 定期的なdmやニュースレター
- LINEなどで良い価値提供
- 定期的なアンケート
ますます客数減少の問題は難しくなりますので、顧客化することは必須ですよね。
RIKA
個人経営のリピートについてはこちらの記事が参考になると思います。参考に読んでみてくださいね。
⇒個人経営のサロンはリピートが命!経営安定のポイント4つ。
dmについてはこちらが参考になると思います。
⇒美容師が失客を戻すdmは4つのポイントで80%はリピートする!
お客様アンケートについてはこちらが参考になると思いますよ。
⇒美容師の接客はアンケートで劇的に改善する!
まとめ・・・美容室の顧客数の平均は1施設480人。客数減少を訴える経営者。
いかがでしたか?美容室の顧客数の平均は1施設480人でした。今現在も店舗数は増えていますので、もっと客数は減少しています。厚生労働省の発表の最新情報が出たらまた解説しますね。
全国の美容室の顧客数
- 1施設480人
- 平日平均10人
- 休日平均13.9人
全国の美容室と美容師の数
- 美容室は24万店
- 美容師は52万人
客数減少の対策
- 顧客化する
- 生涯顧客化が安定する
- カウンセリングで顧客の求めていることを聞き出す
- 定期的なdmやニュースレター
- LINEなどで良い価値提供
- 定期的なアンケート
個人経営のリピートについてはこちらの記事が参考になると思います。参考に読んでみてくださいね。
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dmについてはこちらが参考になると思います。
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RIKAはこう思うよ。
顧客満足度は顧客の悩みから探す。
RIKA