23歳の転機。美容師人生がまるで変わったトレンドの考え方。

私が23歳の頃に出会った女性がいました。彼女との出会いがその後、美容師としての人生の転機になったと言っても良いかもしれません。
1歳年上の彼女とはパリの仕事で知り合い、共に過ごしました。彼女はとてもインターナショナルな人でグローバルに仕事をし、転々と海外を渡り歩いていました。
彼女と知り合った後に次々と友達を紹介され、海外での交友関係が広がっていきました。特にトレンドに対するマネジメントが、すごく影響を受けました。
それまで個性が爆発していた私は、「トレンドが嫌い」だったんですよね。
新しい友人との出会いで、自らトレンドを作り出し、自分という商品を磨き、売っていくことを知りました。
それから、「自分のデザインを提案し売っていく」ということができるようになったんです。そんなお話です。
23歳で美容師として転機がきた
今振り返っても、長い美容師人生の中で大きな転機だったと思います。
23歳の頃は、海外へ行ったり来たりしていました。英語もフランス語もわからないまま、一人でパリへ行き仕事に行ったんですよね。
その時に知り合ったその女性は、とてもストイックだけどフレンドリーな人でした。インターナショナルな人で5ヶ国語ほど話せたと思います。
2週間ほど彼女と一緒に仕事をしたんだけれど、初日から驚くことばかりでした。彼女と一緒にパリの街を歩くと、売れっ子モデルと「Hi!」としょっちゅう出会うんです。
パリ中に彼女の友人がいるようでした。
例えば日本や海外でも有名なDJにばったり会い、そのままバーへ行くこともありました。まだ知り合ったばかりの私に「一緒に行かない?」と必ず誘ってくれるんですよね。
交友関係が広くどこにでも友人がいて、一緒に行動すると彼女の友人とすぐに友人関係になる、という繰り返しの毎日でした。
友人の多くはファッション界の関係者で、著名なスタイリスト、フォトグラファー、デザイナー、モデル、編集者、マスコミ関係などでしたよ。
話す内容もそれぞれのビジネスの話や、ファッション、トレンド、トレンドの動向や、トレンド市場などが主でした。
そのほかには国籍の話、宗教、人種や政府、国政などもよく話しました。日本ではあまり宗教の話や政府の話って出ないけど、20代でも真剣に自分の国について話題になるんですよ。
なんというかすごく自由で、固定概念が全くなく、彼女から得たことが全て新鮮でした。自分には全くない新しい世界を彼女から知ることができて、全ての垣根が取っ払われた感じがしました。
RIKA
他人を受け入れ認めること
彼女はすぐに「RIKAは自分の大切な友達だ」と紹介してくれるので、その出会った友人もすぐに私を受け入れてくれて家に呼んでくれるんですよ。
日本では、たった今知り合った人を家に招き入れることはしないですよね。
イギリス人も同じで、友人になっても限られた友人だけを家に呼ぶんですよね。表面上は友好でも、家に入れるのは特定の人だけ、という少し希薄な関係にしかなれない。
イギリスも日本と同じ島国で、他の人種が自然に入ってくることはないから警戒心があると思います。
その点フランスは土地柄、陸続きでいろいろな国籍の人が行き来しやすいですよね。多国籍や人種の違いを受け入れる文化の歴史も長いです。
フランスは日本とは全く違い、他人をまず受け入れて認めてくれる、そこが私の気質にとても合っていました。
RIKA
パリの日常
フランスでも長く生活していた彼女は、とてもチープでシックだったんですよね。フランスのイメージって、おしゃれで華やかだと思うんですが、全く違うんですよ。
その時にいろいろ教えてくれたんですが、フランス人はお金使わないし、あまり綺麗好きではない、ということ。
日本ではベルサイユのきらびやかなイメージと、エッフェル塔とおしゃれなパリジェンヌ、とパリに対するイメージがあると思います。
実際に長くいると虚像でしかないな、という印象でした。
ボーイフレンドのジュリアンのアパートは100年以上の古いアパートメントでしたが、白い暖炉がありその上にはアンティークなロウソク立てに火が灯っていました。
パリは文化的建造物としてパリの古いアパートメントが100年以上という建物も多く残っています。
古いアパートと言っても日本のアパートとはまるで違い、パリの中心部にあるアパートは古いフランス映画に出てくるようです。
らせん階段が多く、裸電球がぶら下がっていてノスタルジックでした。
RIKA
トレンドを作り出し売る人へ
彼女に会うまでは、流行を追いかけるとか、流行に乗るとか、好きじゃなかったんですよね。
流行を取り入れるって、自分の個性じゃない、自分が好きじゃなくても取り入れる、っていう感じがして嫌だったんですよ。
でも違ったんですよね。多くの一流のファッション界関係者と話をすると、最先端にいる人は、自らトレンドを作り出し売っていく人なんだって。
もしこの業界で生きていくなら、トレンドを作り出し売っていく人にならないとダメなんだって思いました。
つまり独自性をトレンドに作り変えて、マネジメントすることができないと売れない人で終わってしまうんですよね。
その点でいうと、トム・フォードは洗練さとマネジメントがうまくいってますよね。好きなデザイナーの一人です。
こういう話題の時は「RIKAの考えはどうなの?なんでそう思うの?」という意見をよく求められました。正解も不正解もなく意見を言い合うことができる環境は本当に楽しかったです。
こんな話をパリにいる間に、新しい友人たちと話していました。みんな真剣で楽しかった。
RIKA
まとめ・・・23歳の転機。美容師人生がまるで変わったトレンドの考え方。
いかがでしたか?フランスへ一人乗り込み、いろいろな人たちと出会い意見交換しました。特にトレンドに対するマネジメントは、すごく影響を受けました。
それまで個性が爆発していた私は、自らトレンドを作り出し、自分という商品を磨き、売っていくことに専念しました。
それから、「自分のデザインを提案し売っていく」ということができるようになったんです。
RIKAはこう思うよ。
その後、新しい友人たちとはInstagramでつながりました。
RIKA
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