美容室・サロンが見るべきweb集客GA4の3つの指標と改善アクション【画像付解説】

美容室やサロンの集客は、Googleビジネスプロフィールの最適化、ブログ運営、SEO、SNS活用といったWeb集客の施策を実行に移されている方も多いことでしょう。
しかし、実行した施策が「本当に効果を上げているのか」を正しく把握できていますか? Web集客を「感覚」や「なんとなく」で終わらせず、持続的な成果に繋げるためには、データに基づいた効果測定と改善が不可欠です。
そこで、Webサイト分析の必須ツール「Googleアナリティクス(GA4)」を導入し、美容室・サロンオーナーがまず見るべきGoogleアナリティクス(GA4)の3つの最重要指標を解説します。
「アナリティクスは難しそう…」
「どの数字を見ればいいのか分からない…」
そう感じているあなたに向けて、今回は専門家の視点から「美容室・サロンオーナーが最低限見るべき3つの指標」に絞り、そのデータから何を読み解き、次のアクションにどう繋げるべきかを、具体的に解説していきます。
美容室・サロンが見るべきweb集客GA4の3つの指標と改善アクションは、(1)ユーザー獲得: お客様の「入口」を把握する(2)エンゲージメント: お客様の「関心度」を測る(3)コンバージョン: あなたのビジネスの「成果」を計測する、です。
今日は私の長いサロン経験と、美容師1000人ランキング1位受賞した私の実体験と、サポートした美容室の実証をもとに「美容室のWeb集客」成功事例を解説します。テレビ朝日などメディアでは美容室倒産について解説し、クライアント実績では全店が過去最高の売上を達成しています。ぜひ参考にしてくださいね!
目次
【第一章】Googleアナリティクス(GA4)は不可欠! 感覚より「戦略」へシフト
まず、なぜ私達がGoogleアナリティクス、特に最新バージョンのGA4を導入すべきなのか、その本質的な理由からお話ししましょう。
Web集客における多くの施策は、いわば「仮説」です。例えば「この記事を書けば、〇〇という悩みを抱えたお客様が来てくれるだろう」「このデザインなら、予約ボタンを押してくれるだろう」などは全て、実行前の仮説に過ぎませんよね。
Googleアナリティクスは、その仮説が正しかったのかを検証するための、客観的なデータを提供してくれるツールです。
【完全版】美容室Web集客ロードマップで売上倍増!実践ガイド(初心者~中級者向け)で詳しく解説してますよ!
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GA4で検証できる内容
ユーザー行動の可視化
お客様がどのページから訪れ(流入チャネル)、どの記事を熱心に読み(エンゲージメント)、最終的にどのページで離れていったのか(離脱)といった、サイト内での一連の行動(ユーザー行動)をデータとして可視化します。
コンテンツの資産価値評価
どのブログ記事が最も多くのユーザーを惹きつけ、あなたのビジネスに貢献しているのかを数値で評価できます。これは、あなたの情報発信という「資産」の価値を正しく把握することに他なりません。
費用対効果(ROI)の測定
もしWeb広告などを利用している場合、投下した費用に対してどれだけの成果(コンバージョン)があったのかを測定し、広告戦略の最適化を図ることが可能です。
Googleアナリティクスを導入するということは、闇雲に船を漕ぐのではなく、正確な海図とコンパスを手に入れて航海に出ることに等しいのです。感覚的な集客から、データに基づいた戦略的な集客へとシフトするGA4で、集客効果は大きく変わり、収益を出すことができます詳しいことはこちらで解説しています。
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【第2章】美容室・サロンがまず見るべき3つの最重要指標はこれ!
GA4には無数の指標が存在しますが、初心者が全てを追いかけるのは非効率です。ここでは、私がクライアントの皆様にまず確認をお願いする、ビジネス改善に直結する3つの最重要指標に絞って解説しましょう。
美容室・サロンオーナーが最低限見るべき3つの指標
(1)ユーザー獲得:お客様の「入口」を把握する
(2)エンゲージメント: お客様の「関心度」を測る
(3)コンバージョン: あなたのビジネスの「成果」を計測する
この3つの指標だけでもチェックしてみましょう。改善することで新規集客と売り上げアップできますよ詳しいことはこちらで解説しています。
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指標1「ユーザー獲得」レポート – あなたのお客様はどこから来ていますか?
これは、ユーザーがどのような経路(チャネル)であなたのサイトにたどり着いたかを示す、最も基本的ながら重要なレポートです。
確認方法
GA4の左メニューから「レポート」→「ライフサイクル」→「集客」→「ユーザー獲得」
見るべきチャネル
- Organic Search (自然検索):SEOの成果
GoogleやYahoo!などの検索エンジン経由で訪問したユーザー。ここの数値が高いほど、SEO戦略が機能している証拠です。
- Organic Social (自然ソーシャル): SNSの成果
InstagramやX(旧Twitter)などのSNSのプロフィールや投稿のリンクから訪問したユーザー。
- Referral (参照): 他のウェブサイトやブログからのリンク経由で訪問したユーザー。
質の高い被リンクを獲得できているかどうかの指標になります。
- Direct (直接): URLを直接入力したり、お気に入りから訪問したりしたユーザー。
リピーターや、あなたのサロンを指名して訪れたユーザーが多いことを示唆します。
アクションのヒント
Organic Searchが少ない場合
SEO対策、特にキーワードリサーチやコンテンツの質を見直す必要があります。美容室のSEOキーワードリサーチ完全版!お宝キーワード発見ツールと選定法で解説した内容を再確認しましょう。
Organic Socialが少ない場合
SNSのプロフィールリンクが分かりにくい、投稿からの誘導が弱い可能性があります。美容室Instagram集客【最新】ロードマップ!フォロワー増と予約獲得までの全手順で解説したSNSからの導線設計を見直しましょう。
特定のチャネルからのエンゲージメント率(後述)が低い場合
そのチャネルから来るユーザーの期待と、サイトのコンテンツが合っていない可能性があります。例えば、Instagramから来たユーザーはビジュアルを求めているのに、テキストばかりのページに飛ばしていないか、といった視点での見直しが必要です。美容師のインスタのフォロワー増やす!新規で指名される投稿。
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指標2「エンゲージメント」レポート – どのコンテンツがお客様を惹きつけていますか?
エンゲージメントは、ユーザーがあなたのサイトにどれだけ関心を持ち、積極的に滞在してくれたかを示す指標です。GA4では「エンゲージメントのあったセッション」が重要視されます。
確認方法
GA4の左メニューから「レポート」→「ライフサイクル」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」
見るべき指標
- 表示回数
そのページが何回見られたか。
- エンゲージメント率
全セッションのうち、エンゲージメントのあったセッション(10秒以上の滞在、コンバージョンイベントの発生、2ページ以上の閲覧のいずれかを満たしたセッション)の割合。この数値が高いページは、ユーザーの関心を引くことに成功していると言えます。
- 平均エンゲージメント時間
ユーザーがそのページをフォアグラウンド(アクティブな状態)で表示していた平均時間。この時間が長いほど、コンテンツが熱心に読まれている証拠です。
アクションのヒント
- エンゲージメント率や時間が高いページ
それはあなたのサイトの「人気コンテンツ」であり、資産です。そのページをSNSで再度シェアしたり、関連する新しい記事を作成したりして、さらに活用しましょう。また、なぜそのページが人気なのか(テーマ、構成、分かりやすさなど)を分析し、他の記事作成にも活かします。
- エンゲージメント率や時間が低いページ
ユーザーの期待と内容がずれているか、コンテンツの質に問題がある可能性があります。タイトルと内容の一致、導入文の魅力、記事の構成、読みやすさなどを見直し、リライト(記事の修正・改善)を検討すべきです。特に、流入はあるのにエンゲージメントが低いページは、最優先で改善対象となります。
ユーザーにとって魅力的なコンテンツがあるホームページから、高単価なメニューで予約が入ります。集客だけでなく、リピートアップや高単価アップが実現できますよ!15000円以上の高単価方法はこちらで解説しています。
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指標3「コンバージョン」レポート – Web集客の「成果」を計測していますか?
コンバージョン(CV)とは、あなたがWebサイト上で達成したい「成果」のことです。美容室・サロンの場合、「予約完了ページの表示」「電話ボタンのクリック」「LINE友だち追加」などがこれにあたります。美容室はlineのリッチメニューで次回予約を増やす作り方【画像付き手順】
設定方法
GA4の左メニューから「管理」→「イベント」で、特定の行動(例: thanks_page_view)を「コンバージョンとしてマークを付ける」ことで設定します。(この設定自体は専門的な知識が必要な場合もありますが、設定することの重要性を理解してください)
確認方法
GA4の左メニューから「レポート」→「ライフサイクル」→「エンゲージメント」→「コンバージョン」
見るべきポイント
- どのコンバージョンが最も発生しているか。
- どの流入チャネル(指標1)が最もコンバージョンに貢献しているか。
- どのランディングページ(ユーザーが最初に訪れたページ)がコンバージョンに繋がりやすいか。
アクションのヒント
- 特定のチャネルからのコンバージョン率が高い場合
そのチャネル(例: Organic Search)への投資や施策をさらに強化する、という判断ができます。
- 特定の記事ページからのコンバージョン率が高い場合
その記事は、見込みの高いユーザーを惹きつけている「キラーコンテンツ」です。その記事への内部リンクを増やすなどして、サイト内での露出を高めましょう。
- コンバージョンが全く発生していない場合
サイトの導線設計に根本的な問題がある可能性があります。予約ボタンは分かりやすい位置にありますか?フォームは入力しにくいものではありませんか?CTA(Call to Action: 行動喚起)の文言は魅力的ですか?徹底的な見直しが必要です。
値上げなしでも単価アップが明日からできる。 ↓ ↓ ↓
まとめ・・・美容室・サロンが見るべきweb集客GA4の3つの指標と改善アクション
今回は、美容室・サロンオーナーさんがまず見るべきGoogleアナリティクス(GA4)の3つの最重要指標について、専門家の視点から解説しました。
Googleアナリティクス(GA4)の3つの最重要指標
- ユーザー獲得: お客様の「入口」を把握する
- エンゲージメント: お客様の「関心度」を測る
- コンバージョン: あなたのビジネスの「成果」を計測する
これらのデータを定期的に観測し、仮説と検証を繰り返すサイクル(PDCAサイクル)を回すことこそが、Web集客を成功へと導く王道です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、まずは月に一度でも良いので、この3つの指標をチェックする習慣をつけてみてくださいね!
RIKAはこう思うよ
データ分析は楽しい♪
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