【取材監修女性自身】白髪染めを市販で初心者がキレイに染めるポイント
光文社女性自身で白髪染めを市販で初心者が染めるポイントの取材を受け、監修と撮影をしました。
光文社女性自身の取材・監修・撮影の内容は、白髪染めを市販で初心者が染める失敗しないポイントとして、「白髪染めの市販のポイント」や「白髪染めを市販 でやり方」や「白髪染めの市販は痛む」のか、「白髪染めの市販のカラーバリエーション」についても解説しました。
光文社女性自身取材・監修・撮影
- 白髪染めを市販で初心者が染めるポイント
- 白髪染めを市販 のやり方
- 白髪染めで市販は痛むの？
- 白髪染めの市販のカラーバリエーション
今日は、光文社女性自身で取材された「白髪染めを市販で初心者が失敗しないやり方」と、監修と撮影した内容も解説しますね＾＾
目次
白髪染めを市販で初心者が染めるコツを解説
光文社女性自身
引用元：光文社女性自身
光文社女性自身「セルフ白髪ケア失敗しない染めルール」と題して、白髪染めを市販で初心者やうまくできない体験者向けに解説しました。
本当なら、白髪染めを市販で自宅で染めてほしくないというのが美容師としての本音。これは来店が減るからという単純なことではなく、市販のカラー剤で間違った使い方や染め方をすると髪のダメージはもちろんですが、頭皮や皮膚のダメージがあるから。
今回の女性自身の5ページの特集では、白髪染め世代に「市販の白髪染めで失敗しないポイント」として、重点的に「皮膚や頭皮のトラブルを防ぐ」ことや「髪のダメージを最小限に抑える」ことを解説しましたよ。
光文社女性自身
引用元：光文社女性自身
また白髪染めを市販で初心者でもわかるやり方を、写真付きで丁寧に解説し、白髪染めを市販で染める保存版に仕上がりました。
女性自身の編集部とライターさんがとても情熱があり、丁寧に掘り下げ、私に質問をくださいました。
RIKA
私の希望は、第一に「安全に行うこと」、第二に「ダメージを減らすこと」を伝えたいと思いました。その上でカラーの色選びの基本など、失敗しないきれいな染め方を解説しました。
消費者の方は市販品のカラー剤によるトラブルが絶えません。ホームカラーの悲惨なケースは、皮膚がかぶれて二度とカラーができないほどになってしまうケースや、髪が傷みすぎて切るしか方法がないケース、外出できないほど色ムラになるケースなど、かなり厄介なケースです。
見るに絶えないことが多く、治るまでに相当の時間が必要になってきます。
RIKA
取材では上記したことをしっかりと伝え理解していただいた上で、白髪染めを市販で初心者さんが行う前に、事前準備をしっかり丁寧に行うことで、ムラに染まることやダメージを防ぐことができることを伝えました。
女性自身の誌面では、白髪染めの事前準備として（1）パッチテスト（2）準備する道具（3）塗布前の準備についても解説しましたよ。
白髪染めの事前準備
（1）パッチテスト
（2）準備する道具
（3）塗布前の準備
パッチテストはぜひ行って欲しいと伝え撮影しました＾＾
RIKA
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事前に用意しておくと良いもの
ホームカラーをする時に、事前に用意しておくとよいものがあります。カラー剤の箱に入っているものと自分で用意しておくと良いものをご紹介しますね。
カラー剤の箱の中にはいっているもの
（1）カラー剤
（2）容器（トレイやスポイトなど）
（3）コームやブラシ（刷毛）
（4）取り扱い説明書
（5）手袋
（6）その他（シャンプーやトリートメント、エッセンスなどのおまけ品）
自分で用意するもの
（1）新聞紙や敷物
室内なら、壁や床、家具やテーブルを汚さないように、新聞紙を用意する
（2）ケープ
（3）タオル（汚れても良いもの）
（4）油性クリーム（顔まわりや首回り）
（5）ビニールやラップ
（6）鏡
（7）時計やタイマー（時間を確認）
（8）ゴムやダッカール
（9）ティッシュ・綿棒・コットン（拭き取り用）
（10）頭皮用オイル
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カラー前の事前準備
事前に道具や必要なものを準備できたら、カラー剤を塗る前に「皮膚を保護する」こと、「髪をダメージさせない」ことの準備をしていきましょう。
光文社女性自身
引用元：光文社女性自身
【1】カラー剤の塗布前
カラーを塗布する前に事前準備を用意する
（1）服や部屋の汚れ防止と保護
（2）シャンプーがすぐできるように、洗面台をセッティングしておく
（3）鏡・ストップウォッチ、取り扱い説明書、など手元に置く
（4）拭き取り用のティッシュ、コットン、綿棒を用意。ティッシュやコットン、綿棒に拭き取り用とは別に、油性のクリームを染み込ませておくと良い。カラーを拭き取った後そっとクリームつきのコットンでなぞると取れやすい（※カラー専用のリムーバーがあればなおよし）
（5）肩にタオル、ケープ、ビニールをかける
（6）髪を丁寧にとかし、髪が長く毛量が多い場合はブロッキングをする
（7）顔まわり、首回り、耳周りに保護クリームを塗布
（8）頭皮用オイルを塗る
（9）手袋をはめる（脱げないように輪ゴムする）
【2】事前準備が完了したら開封し混合液を作る
【1】の準備がすべて整ったら、カラー剤の混合液を作る。
カラー剤は混ぜた時点で発色が始まり、塗り始めてから10分〜20分で急激にブリーチが進みます。そのため、1剤と2剤をミックスさせて30分も放置してしまうと、すでに発色が始まっている染料で染めることになり、この段階ではすでに染料の粒子が大きくなっているため、毛髪の内部まで浸透しにくくなっています。
このように混合液を作ってから時間が経過した染料は、使ってはいけません。
【3】塗布開始
詳しい塗布の方法は下の章「白髪染めを市販でのやり方は？」の章で解説しています。
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白髪染めの市販でポイントは？
白髪染めを市販で染めるポイントは、前章の白髪染めの事前準備をしっかり行うことで、手早く綺麗に塗ることができます。これは美容師も全く同じなのですが、施術前の事前準備はとても重要なんですよ。
光文社女性自身
引用元：光文社女性自身
素人さんが市販の白髪染めで自宅で失敗するのは、事前準備が足りないことと、塗り方にあると思います。ムラに染まる、白髪が染まっていない、色持ちしない、頭皮や皮膚がかぶれる、髪がダメージする、ということが防ぐことができますよ。
また自宅で白髪染めを市販で行うと、部屋や服にカラーが飛び散ったり、洗面所やお風呂場がカラー剤で汚れたりしますので、そのための準備をしっかり行うことで集中して手早く作業ができます。
美容院で白髪染めをする場合は、美容師が頭皮や皮膚の状態、髪の状態、アンダーカラーやアンダートーンの状態を見極めて安全にカラーを行います。もちろん服が汚れたり、後片付けなどの面倒なことは一切ないですよね。
私が7万人以上施術したお客様の髪や頭皮、皮膚の状態を見ると、カラー回数と年数、どんな種類のカラー剤を使用し前処理やアフターケアをしてきたかで、毛髪の残存率が大きく変わります。
RIKA
美容師が心がけることは？
⇒美容師が心がけることは2つ。これがプロの仕事と言われる極意。
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⇒美容室のおもてなしで嬉しかった心に残る感動。おもてなしの心得と具体例
白髪染めの市販のやり方は？
女性自身の誌面では、教科書かと思うほどの丁寧さで「白髪染めの市販のやり方」を撮影し、写真付きで解説しました。ものすごくわかりやすく、これを見れば失敗なしな完璧な仕上がりになっています！（自信あり）
光文社女性自身
引用元：光文社女性自身
撮影では読者さんが自分で手早く順序よく染められるように、モデルさんにも協力いただき、見え方を工夫して撮影しました
RIKA
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白髪染めを市販で綺麗に染めるやり方
白髪染めをホームカラーで綺麗に染めるやり方をご紹介します。カラー剤を開封し混合液を作ったら、すぐに染料は発色が始まりますから、手早く塗っていきましょう。
『髪全体の染め方』（根元から毛先までの塗り方）
※乾いた髪に塗ります。
【手順1】白髪が目立つ部分から塗布
刷毛（ブラシ）の部分に混合液クリームを取り、塗っていく。一番気になる部分から染めて良いですよ。
（1）前頭部（顔まわり）
生え際から塗り、さらに中間、毛先の順番で塗る。
髪を少量ずつ分けて塗るとムラなくキレイに染まる。2センチ幅に分けると塗りやすい
（2）頭頂部
頭頂部も根元から、中間、毛先の順番で塗っていく。その都度カラー剤を足していく
（3）後頭部
髪を少量ずつ分けて、根元、中間、毛先を塗布
【手順2】全体にムラなくなじませる
クシ（コーム）の方で髪全体をなじませる。
ーーー（1）～（2）まで約10分～15分で塗り終えるーーー
開封して混合液を作ったら、とにかく手早く10分〜15分以内に塗り終わりましょう！
RIKA
【手順3】放置する
放置時間はカラー剤の取り扱い説明書や箱に記載してある時間を守る。指定の放置時間以上に長く置いても、ダメージするだけで発色や定着はしません。
【手順4】洗い流す
（1）すすいだお湯にカラーの色が出なくなるまでよくすすぐ。※できればカラー剤を乳化するとGOOD!
（2）シャンプー
（3）アフタートリートメント
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白髪染めで市販は痛む？
ではよく聞かれる「白髪染めで市販は痛む」について解説します。この取材も多いので、今回の取材でも回答しました。
「美容院の白髪染めと市販の白髪染めはどっちが痛むの？」の結論は、美容院で白髪染めするより市販の白髪染めの方が傷みます。理由は二つ、「カラー剤の品質」と「技術」が違うから。
そもそもカラー剤の染まる仕組みは美容院のカラー剤と市販のカラー剤も同じ。だから美容院で染めても市販で染めても傷みは同じのはず、と思いたいのですが、そんなに簡単な話ではありません。
RIKA
今回の白髪染めについては酸化染料のアルカリカラー剤、永久染毛です。この白髪染めだけをサロン用と市販品を比較した場合、染まるカラー剤の仕組みは全く同じ。
ところが、
市販の白髪染めの場合は、薬剤や施術の知識が全くない素人さんでも簡単に早く染まるようになっています。
簡単に説明すると「白い毛」と「黒い毛」の差をなくす脱色作用が早いことと、均等に色味をつけることが簡単にできるようになっています。
RIKA
この脱色作用のブリーチ力や早さは、1剤のレベルと2剤のオキシ濃度で決まります。美容室の1剤や2剤オキシ剤は豊富にあり、美容師が髪のダメージや新生毛や既染毛の状態を見極めて選択し使用していきます。
美容室のカラー剤の品質である1剤と2剤は、希望色が実現するように美容師の計算の元でないと施術が難しいものになっています。
そのため美容師がお客様の髪のダメージやアンダーカラーを見極め、皮膚の状態を診断しカラー剤を選択できるように、美容室のカラー剤は品質が良く、豊富にあるんですよ＾＾
美容師は数あるカラー剤の中からお客様の髪の状態や皮膚や頭皮の状態をカウンセリングや目視、触診した上でカラー剤を選び、お客様に合った施術方法で施していきます。
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このお客様にあった施術方法は、髪のダメージを防ぐ前処理、補修をする後処理、塗り方や放置時間等を判断し施します。まさにお医者様が病気を診断し回復に向かうように処方していくことと同じなんですよ。
さらにトータルビューティの観点から、ファッション、メイク、パーソナルカラー、流行色なども加味していきます。これが美容師の技術料になっています。
そして、塗布の方法も、素人さんは綺麗に塗布することができませんよね。この「髪をダメージさせずに綺麗に塗布をする」という技術が「髪を傷める」かどうかを大きく左右します。
つまり、カラー剤だけでなく、技術の良し悪しで「髪が傷む」という結果になります
RIKA
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白髪染めの市販の注意点
白髪染めの注意点も紹介しますね。
カラー前
※髪に整髪料やカラースプレーを付けた場合はカラーの前日に洗いましょう。それ以外は前日や当日のシャンプーはしなくて良いですよ（シャンプーで皮脂膜がなくなる、指で刺激され毛穴が開くため、しみたりかぶれやすくなる）
※メガネ・コンタクトレンズ・アクセサリーは外す（変色する）
カラー中
※1カラーの最中に、頭皮や皮膚に異常を感じた時は、必ずすぐに洗い流すこと。
※2肌にカラー剤がついたら、その場ですぐに拭き取る
※3肌や頭皮を強くこすったりしない。肌や頭皮を傷める原因になる
髪の毛はひどいダメージをした場合は、カットすることで再生することができますが、頭皮や皮膚は一度ダメージするとかぶれやアレルギーを起こしやすく厄介です。
RIKA
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白髪染めの市販のカラーバリエーション
光文社女性自身の監修で、パーソナルカラーに対応した「カラーマップ」を私がオリジナルで作成し、誌面に掲載し解説しました。これを参考にしてもらうと、より理解がしやすくなってくると思いますよ。
光文社女性自身
引用元：光文社女性自身
白髪染めの市販カラーバリエーションは、「白髪を染める」ことが目的になって作られています。
そのため、「白髪が染まりやすい」色味が限られてきます。市販の白髪染めのカラーバリエーションは、大きく二つに大別されています。
ブラウンをベースに暖色系の黄み「ベージュ系」、赤みがある「ピンク系」があります。また寒色系の赤みが少ない「グリーン系」「アッシュ系」があります。
しかし人によっては白髪の分量の割合がいろいろですよね。何をどう選んで良いかわからないと思いますが、白髪染めが初めての場合は「ブラウン系」を選ぶと良いでしょう。
白髪染めの市販カラーバリエーション
- 大きく二つに大別
- ブラウンがベースになっている
- 暖色系の黄み「ベージュ系」、赤みがある「ピンク系」
- 寒色系の赤みが少ない「グリーン系」「アッシュ系」
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光文社女性自身の撮影
今回の撮影では、白髪染めを市販で初心者さんが染めるという内容でした。事前に女性自身のターゲット層や、今回の目的とモデルさんをどのように撮影していくか等を確認し、ヘアメイクもどう表現するかについて打ち合わせをしました。
当日モデルさんにお会いし、いろいろなお話をしながら体調や気分、肌や髪の状態を確認し、ヘアメイクを施していきました。ナチュラルメイクでしたが、ナチュラルメイクほど難しいメイクはありませんね。
撮影の照明温度、室温、体温、顔の温度等を考え、撮影時間にちょうどよく肌が輝くように調整し、誌面では本当に綺麗に写っていたので安心しましたよ。
撮影開始からは、カメラマンやライターさんと一緒にワンカットワンカットを作っていきました。「ここは見え方が素人っぽく見えない、撮り直し」「今回はいい感じ」「黒の配分が多いから撮り直し」などカメラマンやライターさんのこだわりに一つ一つ応えていきました。とても楽しい撮影現場でした＾＾
カメラマンの原田崇さんは多くのカメラマンさんを育て輩出しておりレジェンド。ライターの沖野紫穂さんは過去の女性自身で「カリスマ美容師100人」を取材監修されたライターさん。このお二人と白髪染め特集のお仕事を一緒にできたことは大変光栄な機会に恵まれました。
RIKA
TV出演「リモート映え綺麗に写るヘアメイク」はこちら
⇒リモート映え綺麗に写るパリコレ美容師伝授。読売テレビ大阪ピーチCAFE出演
取材掲載「オンラインきれいな写り方で朝日出版AERAに掲載
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まとめ・・・【取材監修女性自身】白髪染めを市販で初心者がキレイに染めるポイント
光文社女性自身の取材・監修・撮影はとても勉強になり、良い機会をいただけました。
RIKAはこう思うよ。
良いご縁に恵まれました
RIKA
関西美容専門学校で講演・登壇についてはこちら
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