美容師の新規再来率は平均30%!次回予約確定率80%の具体例。
美容師個人の悩みといったら新規再来率が低いことですよね。ある統計によると美容師の新規再来率は再来日数が90日で30%と出ています。
再来日数が45日になると15〜20%です。ほとんどのお客様が戻ってこない、ということになりますよね。
美容師の新規再来率の平均30%の解決策は「次回の予約をオススメすること!」たったこれだけで来月の予約確定率80%になります。
美容師さんのセミナーで受講者さん全員が、次回の予約をおすすめしていないと言っていたことに驚きました。
私が長年の美容師歴で実践してきた「美容室の新規再来率を4倍にする方法」を解説していきます。
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目次
美容師の新規再来率は平均30%!予約確定率を80%にする方法
美容師の新規再来率はとても重要ですね。新規再来率が低ければ、予約する既存顧客が少ないということになります。この新規再来率を上げるためには「次回の予約をオススメすること」です。
ほとんどの美容師は次回の予約を取っていないのではないでしょうか。まだやったことがないのであれば、ぜひやってみてくださいね。
次回の予約を勧めただけで、お客様が次回に来店するの?と思うかもしれませんね。言わなければゼロですが、オススメすることでゼロが1になります。
10人にオススメしてゼロ人ってことはないはずです。次回予約の予約確定率を80%まで確実に上げる方法。
新規再来率を上げる予約確定率80%の方法
- 3つのカウンセリング
- 次回の来店が楽しみになる提案をする
- 次回のオススメ来店日を指定する
新規再来率を上げる予約確定率80%の方法
これは実際に私が平均再来店日数が45日で91%までやってきた方法です。ぜひ、やってみてくださいね。
3つのカウンセリングで
3つのカウンセリングとは、カウンセリングを3つに体系化したものです。カウンセリングは単に「今日はどうなさいますか?」とオーダーを確認するだけのことではないんですよ。
3つのカウンセリング
(1)プレカウンセリング
(2)ファーストカウンセリング
(3)アフターカウンセリング
3つのカウンセリングについてはこちらの記事に書きました。参考に読んでみてくださいね。
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この3つのカウンセリング方法で進めていくと、以下の来るのが楽しみになる次回の提案や予約の取り方ができるようになります。
来るのが楽しみになる次回の提案
あなたは新規のお客様が、来るのが楽しみになる次回の提案はしていますか?特に「提案はしない」ですか?
次回に来るのが楽しくなる提案がなければ、来る必要性も感じないですよね。条件さえ当てはまれば別店舗を選んでしまいます。近くて安いければ、誰でもいいしどこのサロンでもいいんですから。
でももし次に行くのが楽しみな提案があったらどうでしょう?
美容師であるあなたは楽しんで提案をしていますか?美容師になりたかった頃を思い出してみてください。もっと提案を楽しんでほしいと私は思っています。
RIKA
次回のオススメ来店日を指定する
次に来るのが楽しみになる提案ができたら、次回のオススメ来店日を指定してください。お客様は素人ですから、綺麗をキープする日数を知りませんよね。試しに「綺麗をキープできる日数は知っていますか?」と聞いてみてください。
プロの美容師であるあなたは「髪が30日で1.2〜1.5センチ伸びる」事を知っています。せめて45日以内の来店がヘアスタイルをキープできる事を教えましょう。
新規再来率は90日30%の低さ!
美容業界の平均再来日数と平均再来店率の統計が出ています。
1 リピート率業界平均値
再来日数 既存リピート率 新規リピート率 45日 30〜35% 15〜20% 60日 45〜50% 25〜30% 90日 65〜70% 30〜35% 引用元:美容室の顧客管理(電子カルテ)
引用元:リクルート[美容センサス2017年上期]美容室・理容室の利用に関する実態
「美容室利用率・利用経験率」
URL:https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2017/06/RecruitLifestyle_hba_hair_2017062101.pdf
美容業界の問題点
新規再来率が低いことは明確にデータとして出ています。年間利用回数も減っています。また美容師や美容室の増加もはっきりしています。
これは新規再来率、リピート率を上げていかなければ売上は下がっていき厳しくなってきます。
美容界の問題点
- 客数減少
- 競合店過多
- 美容師の増加
美容界の問題点から見る厳しさ
明確な数字を見ると、美容界は問題が多く厳しい状況が見えてきます。
全国の客数減少
全国の美容室の客数減少は明らかです。
競合店過多
コンビニより多い美容室ですが、1店舗に割り当てられる人数が480人と厳しいですね。1年間なのか、1ヶ月なのか明確には書いていませんが平均利用回数が4.5回ですから、どのみち厳しい数字だと思います。
美容業経営改善のポイント
(1)業界の動向
1.激しい生存競争
美容業界の美容所施設数は平成11年行こう毎年少しずつではあるが増加を続けている。
美容業界の対象人口を5歳児から74歳までと仮定して推計しても、現在の美容施設数223,645施設でカバーすると、480人に1施設の割合で出店されていることになり、激しい生存競争が行われていることが容易に分かる。
引用元:厚生労働省「美容業の実態と経営改善の方策」 美容業改善のポイント
(平成24年3月)
美容室・美容師の増加
美容師免許の取得者は少しずつ減少していますが、全体の美容師免許保持者は減っていません。
美容所は前年より4218点(17%)増え24万7587店になり今回も過去最高を更新。
従業美容師数は52万3543人で前年比1万4264人(28%)の増。
引用元:厚生労働省 2018年10月25日平成30年3月末の衛生行政報告 結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/17/
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/17/dl/kekka3.pdf
リピート率を80%にキープすることが急務!
上記のデータを見ても、新規集客がますます厳しくなるのは確実です。これからは新規集客しながら、新規再来率を上げて既存客のリピート率を上げていくことが急務になっていきます。
私自身も、美容室過多や客数減少の中、再来日数平均45日で80%以上リピート率をキープし続けました。
新規集客が望めないのなら、既存客を戻すことだけに集中しました。その甲斐もあり、10数年以上新規集客を全くせずに売上を伸ばし続けました。
新規客をまず顧客化していくことや優良顧客を生涯顧客化していくことが、安定的に売上を伸ばしていった結果だと思っています。
安定的に売上を伸ばす方法
- 新規客の顧客化
- 優良顧客を生涯顧客化
まとめ・・・美容師の新規再来率は平均30%!次回予約確定率80%の具体例。
いかがでしたか?新規集客はしながらも、顧客化していくためにはまずは次回の予約を確定させることが大切になってきます。
新規再来率を上げる予約確定率80%の方法
- 3つのカウンセリング
- 次回の来店が楽しみになる提案をする
- 次回のオススメ来店日を指定する
美容界の問題点
- 客数減少
- 競合店過多
- 美容師の増加
安定的に売上を伸ばす方法
- 新規客の顧客化
- 優良顧客を生涯顧客化
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RIKA はこう思うよ。
これからはますますリピートが大事になってくるね。
RIKA