存続の危機?!美容室の客数の1日平均は?利用率は20代が伸びている!

こんにちは!プロデューサーRIKA( @rich.beauty.tokyo)です。
美容室の客数の平均はどのくらいか知っていますか?また美容室の利用率の高い年代は知っていますか?
全国の美容室の1日客数の平均は10人と言われています!また480人に1施設という激しい生存競争になっています。
美容室を利用する年代別の女性利用率は、20代が前年対比を4ポイントも上回りましたが、40代以降の利用率は全体から見ると90%以上を占めています。
今日は美容室の客数の1日平均数や、年代別利用率の伸び率の解説をしていきます。
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目次
美容室の客数の平均は?
厚生労働省によると1日の1施設あたりの平均客数は10.0人となっています。
平日の1日平均客数別施設数
- 平日・・・1日平均5.9人「33.0%]、0~4人「23.6%」、10〜14人「22.5%」
- 全体の施設・・・1日平均10人未満「56.6%」
休日の1日平均客数は13.9人となっている。
- 休日・・・1日平均5〜9人「24.5% 」、0~4人「19.8%」、10~14人「19.2%」
- 全体の施設・・・1日平均10人以上「55.3%」
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引用元:厚生労働省「立地別1施設当たり客1人平均料金」
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei22/14-02.html
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1店舗あたりの客数の割合
引用元:厚生労働省「美容業の実態と経営改善の方策」 経営上の問題点別施設数の割合
(平成24年3月)
また厚生労働省の統計ページによると、競合店が多く生存競争が激しいことがわかります。
美容業経営改善のポイント
(1)業界の動向
1.激しい生存競争
美容業界の美容所施設数は平成11年行こう毎年少しずつではあるが増加を続けている。
美容業界の対象人口を5歳児から74歳までと仮定して推計しても、現在の美容施設数223,645施設でカバーすると、480人に1施設の割合で出店されていることになり、激しい生存競争が行われていることが容易に分かる。
引用元:厚生労働省「美容業の実態と経営改善の方策」 美容業経営改善のポイント
(平成24年3月)
これを見ても明らかに1施設あたりの客数確保が難しくなっていきます。
RIKA
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年代別に見る年齢層別利用率
リクルートの利用率を見て見ましょう。
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引用元:リクルート[美容センサス2017年上期]美容室・理容室の利用に関する実態
「美容室利用率・利用経験率」
URL:https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2017/06/RecruitLifestyle_hba_hair_2017062101.pdf
引用元:リクルート[美容センサス2017年上期]美容室・理容室の利用に関する実態
「美容室利用率・利用経験率」
URL:https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2017/06/RecruitLifestyle_hba_hair_2017062101.pdf
リクルートの[美容センサス2017年上期]美容室・理容室の利用に関する実態調査によると、
女性の利用率の前年比(過去1年)
- 全体・・・86.6%で前年比0.7ポイント増でほぼ横ばい
- 20代・・・前年比4.3ポイント増
- 30代・・・2.6ポイント増で伸びが大きい
- 40代・・・3.1ポイント減
男性の利用率は
- 全体・・・32.7%と前年比1.6ポイント増
- 15~19才・・・前年比9.0ポイント増
- 20代・・・前年比6.0ポイント増
- 60代・・・4.0ポイント減
利用経験率
上記の利用経験率から見る年代層は年齢が高くなるほど増えています。高齢化によることも考えられますが、老化による髪の手入れ、白髪対策も若年層に比べると美容室を利用する頻度や回数が多くなっていくと考えられますよね。
女性客年代別利用経験率
- 15〜19歳・・・89.7%
- 20代・・・95.1%
- 30代・・・96.4%
- 40代・・・96.5%
- 50代・・・97.3%
- 60代・・・98.0%
- 70代・・・96.5%
利用率の伸び率は・・・
利用率の伸び率は女性20代が伸び率が高く、男性は15〜19歳の伸び率が大幅に増加しています。
女性利用率の伸び率(前年対比)
- 女性全体・・・86.6%前年比0.7ポイントで横ばい
- 20代・・・4.3ポイント増
- 30代・・・2.6ポイント増で伸びが大きい
- 40代・・・3.1ポイント減
男性の利用率の伸び率(前年対比)
- 男性全体・・・32.7%前年比1.6ポイント増
- 15~19歳・・・9.0ポイント増
- 20代・・・6.0ポイント増
- 60代・・・4.0ポイント減
美容室が地方でも集客できる具体例はこちら
⇒美容室が地方でも集客できる?新規客を増やす集客方法と具体例。
客数が減少しても利益は上げられる
上記にも見られるように競合がおおく480人に1施設という割合を見ても、
客数の絶対数が減っているのに、集客に時間・広告費・労力を注いでいくよりもリピート率や客単価を上げていくことの方が利益を上げていくことができますよね。
生産性の出し方についてこちら
⇒美容室の生産性の平均49万円は信号!赤字経営から脱出するには?
年代別から見えること
年代別利用率
美容室の利用率も過去を見ても年齢が上がるにつれてどんどん高くなっています。
高齢化に伴うことや、老化による髪の手入れや白髪対策に関心が高まります。私の長い美容師歴の経験から見ても、大きな流行に左右されやすい20代よりも美容室の利用が必然的に多くなる40代以降が顧客化しやすいです。
どんな年代でも顧客心理の潜在欲求を満たした内容でないとリピートされにくいし、指名にもつながりませんよね。
RIKA
客数と客単価の分析についてはこちら
⇒客数と客単価を分析してみよう!どっちを優先するといいの?
まとめ・・・存続の危機?!美容室の客数の1日平均は?利用率の伸びは20代が伸びている!
いかがでしたか?美容室の客数減少が問題化しています。
厚生労働省によると1日の1施設あたりの平均客数は10.0人となっています。
(1)平日の1日平均客数別施設数
- 平日・・・1日平均5.9人「33.0%]、0~4人「23.6%」、10〜14人「22.5%」
- 全体の施設・・・1日平均10人未満「56.6%」
(2)激しい生存競争
480人に1施設の割合で出店されていることになり、激しい生存競争が行われていることが容易に分かる。
(3)利用率の前年対比の伸び率
- 利用率が高い年代は年齢が高くなると増す・・・40代前後から高くなり60代が最も高い
- 利用率の伸び率は女性は20代が最も高く、男性は15〜19歳が伸びている
(4)利用率から見えること
20代の伸び率は高くなったが流行で変わりやすいが40代以降は安定的に利用率が高い。
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RIKA @Rika_Mukaigawaはこう思うよ。
客数が減っているからこそ顧客心理から探求しニーズはより大切になってくる。
RIKA