美容師の指名が増えない原因は？解決方法と具体例あり！

2018年11月5日

2024年7月4日

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向川 利果

　

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向川 利果

向川利果/元パリコレ美容師/美容トータルプロデューサー/トップブランディングプルデューサー/コンサルタント/デジタルマーケッター｜パリコレクション・東京コレクション等ナオミ.キャンベル・シンディ.クロフォード・ケイト.モスなどスーパーモデルを数多く担当。グローバルコングレス世界大会日本代表。国内外の豊富な実績や経験をもとに「売り上げ100万円」を目指している美容師やサロンにマーケティングをコンサルティング。異業種サロン系スーパーバイザーとして相談が後を絶たない。/テレ朝ワイドスクランブル・テレ朝サンデーステーション・読売テレビ・朝日出版社AERA解説

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美容師の悩みといったら「指名が増えない」ことですよね。指名が増えないということはリピート率も低く売上も伸び悩んでいるのではないでしょうか？

美容師の指名が増えないのなら増やすことはできます。それは指名してもらえるように「カウンセリング」＋「提案」をしっかりすることです！

今日は元パリコレ美容師で美容師1000人ランキング1位受賞した私の経験をもとに、美容師の氏名が増えない原因と解決方法についてシェアします＾＾

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美容師の指名が増えないのはなぜ？

前回の記事でも書きましたが、美容師が指名されない理由や共通点があります。

まだ読んでいない方は読んでみてくださいね。
→美容師が指名されない本当の理由と共通点はこんなこと！

指名されない美容師を見ているとは、「カットするだけ」になってしまっています。また、オーダーを聞いたら忠実に守り、それ以上のことをしないから。

どういうことかと言うと、カウンセリング力が弱い、楽しくなるような提案をしていないことが原因です。

お客様にオーダーされたまま、言われた通りにヘアスタイルを作っているだけになっています。中にはその方が楽で、どんどん流れ作業のようにやっているスタイリストも多く見ますよ。

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美容師指名されない

美容師指名されない多くは、「カウンセリング不足」と「提案していない」ことが原因です。

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美容師の指名が増えない

美容師の指名が増えない原因は悩みを深堀しないで、施術を始めてしまうことです。ほとんどがカウンセリングによる失敗です。

売れる美容師のカウンセリング方法はこちら
⇒売れる美容師のカウンセリングとは？指名される美容師はここが違う！

指名がとれない美容師はカウンセリング不足

カウンセリングの一番の目的は、お客さまの悩みや不安、不満を聞き出し、気がついていない問題点をプロとして指摘し、より良いデザインや施術を提案し未来を見せること。

　ファーストカウンセリング

例えば、体調が悪くなった時に病院へ行き、問診にあたる部分がファーストカウンセリングです。これはあなたも経験があると思いますが、あまり問診に時間をかけない医師は安心できませんよね？

「診察の結果、病名は〇〇で薬は〇〇を飲んでください。」などの診療では、怖くて薬も飲めませんよね？

お客様に安心していただくためにも、特にファーストカウンセリングで悩みや希望をしっかりと聞き出していくことが重要です。

ファーストカウンセリングについては？
→美容室のリピート率が上がる感動の「カウンセリング方法」教えます！

　お客様のオーダーをこなすだけ

お客様にオーダーされるがままに、全く合っていないデザインをしていませんか？

お客様は素人です。自分から見えてる部分しか判断しません。サイドやバックからのデザイン、再現性、お客様の魅力を生かせているか、などは分かっていません。

「長さを3センチカット」とか「芸能人の〇〇さんの髪型」とかヘアカタログの「モデルが可愛い、骨格や髪質の全くタイプの違う髪型」などは、お客様の妄想からくるイメージです。

もちろんイメージ画像は必要ですが、お客様の妄想ヘアスタイルオーダーをやっても、決してうまくいきません。そのことを、お客様にはっきりとお伝えすることもプロとしての仕事です。

私は「合わない」と思った時は、はっきりと理由を伝えてお断りします。

美容師の感性の磨き方は？
⇒美容師の感性を磨く5つの方法で売れるヘアデザインを作ろう！

美容師が売り上げが上がらないのは？

美容師が売り上げが上がらないのも、指名が増える提案をしていないから。

ファーストカウンセリングで悩みや希望が分かった上で、プロとしての提案をしていきます。また、今回の提案だけでなく未来の提案もしていきましょう。

美容師の指名が増える提案力知ってる？
⇒美容師の提案力が劇的にアップ！それは伝え方を変えるだけ！

　アフターカウンセリングの重要性

アフターカウンセリングは行なっていますか？仕上げた段階で、今日のデザインや、そのための施術内容を具体的に説明していますか？

やりっぱなしでお客様を帰してはいませんか？

リピート確実！アフターフォローはこれ！
⇒美容師が新規の指名増やすための重要ポイント4つと具体的にやること3つ！

美容師が指名を増やすには？

上記でも書きましたが「お客様のオーダーをこなし帰すだけ」では指名は増えませんし、他のスタイリストでも良いことになりますよね。

また、自分の名前を覚えてもらうための工夫と努力はしてますか？

名刺を渡すだけでは、なかなか覚えていただけませんよね。また指名しやすいように工夫することも増やすことに繋がります。

美容師の差がつく名刺の作成方法や渡し方は？
⇒美容師の名刺の渡し方でライバルに差をつける！

自分の名前を覚えてもらう・印象付ける

初めてお会いした時に、「名前の話題」をするとお互いに覚えやすくなります。

　名前を話題にする

例えば、「白鳥麗子（仮名）さん」というお客様の場合

こんな感じで、名前の読み方やニックネームなど話題にするとお互いに覚えやすいですよね。お客様の名前でお呼びすることはもちろん必須ですよ。

また、自分のよく言われるイメージや特徴もくどくないようにさらっとお伝えするのも良いです。

「サロンの中で一番背が高いんです」とか「一番手が大きくて力相撲で一番なんです」など、名前を思い出せなくても特徴を自己紹介するのもオススメです。

美容室の最高の迎え方はこちら
⇒美容室の接客でまた来たい！は最高の迎え方で再来率アップする。

指名されやすいシステムや工夫

指名を増やす工夫としては「カウンセリング力」＋「提案力」に力を入れること。

またあなたのサロンでは、指名制になっていますか？また指名しやすいようなシステムになっているでしょうか？

ホームページやデジタル予約システムなどでの、プロフィールも重要です。SNSなどインスタグタムもそうですが、他店や他の美容師と同じような内容は記憶に残りませんよね。

美容師がプロフィールが勝負！その書き方は？
⇒美容師の集客力で新規指名されるweb集客はプロフィールから。

また「なんでもお任せください」や「なんでも得意」も、強みにはなりません。

流行っているからと「外国人風カラー」も強みにはなりませんよね。ただ、あなたが本当に来て欲しい理想のお客様が「外国人風カラー」を好むのであれば問題ありませんよ。

また、あなたのキャッチコピーを作り覚えてもらえるように工夫しましょう。例えば、「〇〇カラーの山田太郎」や「〇〇風デザイン」といえば山田花子、のように、キャッチコピーをみれば名前が浮かぶようにします。

キャッチコピーの作り方は？
⇒美容師のスタイリストのキャッチコピーは？指名が増える作り方。

ライン公式の集客アップするプロフィールの作り方は？
⇒line美容室のプロフィールで集客する作り方。4つのポイント具体例。画像付き（パソコン編）

美容師がインスタグラム集客しやすいビジネスプロフィールの作り方は？
⇒【最新】美容室の集客はインスタグラムをビジネスプロフィールに変えることから始めよう！

まとめ・・・美容師の指名が増えない原因は？解決方法と具体例あり！

いかがでしたか？美容師の指名が増えない原因と解決方法や具体例を書いてみました。

美容師の指名が増えない原因

（1）カウンセリングと提案ができていない

（2）切りっぱなしでお客様を帰している

（3）指名されやすい工夫ができていない

指名を増やす工夫や具体例

（1）カウンセリング

（2）提案力

（3）名前を覚えてもらう

（4）指名しやすいシステム

（5）プロフィールの工夫

一つ一つ解決していくことで、指名は間違いなく増えていきます。ぜひ参考にやってみてくださいね。