これは問題!美容師の指名が100人で売上が低い理由と解決策。

美容師って指名が100人いれば良いって思っていませんか?実は、100人いても売上に差が出てしまうことがあるんですよね。
美容師の指名が100人いても売上が低いのは「リピート率と客単価が低い」と、売上は伸びないんですよ。この「リピート率と客単価を上げる」ことで、客数を増やすことよりも売上が上がっていくんです!
私が長年の美容師歴で実践してきた「美容師の指名が100人いても売上が低い」ことについて解決法と具体例を解説しますね!
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目次
美容師の指名が100人いても売上は伸びない
美容師の指名が100人もいれば、売上が高くなると思いますよね?じつは、指名が100人いても安心はできないんですよ。
例えば指名客が100人いても、毎月その100人の指名顧客が来店するかどうかによっても変わります。
またその指名顧客の客単価が低ければ、売上は伸びないんですよね。売上のキーポイントはリピート率と客単価なんです。
売上を伸ばすポイント
- リピート率
- 客単価
指名が100人いてもダメなんですね!
頑張り屋さんスタイリスト6年目のりちゃん
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売上を伸ばすのはリピート率と客単価
指名が100人いてもリピート率が60%を下回れば新規客をつねに集客しなければいけなくなります。
また、客単価が6,000円台と10,000円台とでは大きく変わってきますよね。
美容師の提案力についてはこちらを参考に読んでくださいね。
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リピート率
リピート率が低ければ指名顧客が多くても売上は伸びないんです。100人の指名顧客の中で、1ヶ月のサイクルで来店している顧客がどのくらいいるかで1ヶ月の売上が決まります。
もし、100%の顧客が30日周期で再来店するならば非常に安定していますよね。ただ、今まで私はそのような美容師に会ったことはありません。
全国の美容室の平均年間利用率は4.5回なんですが、サイクル周期は90日が平均になりますよね。
全国の平均年間利用率
女性の年間利用回数
引用元:リクルート[美容センサス2017年上期]美容室・理容室の利用に関する実態
「美容室利用率・利用経験率」
URL:https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2017/06/RecruitLifestyle_hba_hair_2017062101.pdf
90日サイクルで指名顧客が戻ってくるとなると、指名客100人では少なすぎますよね。
指名客を増やすか、新規客を増やさないと売上は伸びませんよね?もし100人で売上をもっと伸ばすなら、リピート率を上げていった方が良いですよね。
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客単価が低くてもキツイ
指名客が100人いたとしても客単価が低いと、売上も伸びないんです。単価が下がれば下がるほど、売上は落ちていくんですよ。
1ヶ月の指名技術売上
・指名技術売上 = 指名客数 × 客単価
例)63万 = 70人 × 9,000円
・客単価の求め方 = 1ヶ月指名技術売上 ÷ 指名客数
例)9,000円 = 63万 ÷ 70人 (物販は入れません)
このように簡単に計算して、自分の客単価を割り出しましょう。また、全体の顧客の単価を調べるだけでなく、一人一人の顧客に対しての単価も把握して欲しいんです。
なぜなら、あなたの顧客の中には必ず高単価を喜ぶ優良顧客が混ざっているからです
RIKA
メンズの客単価をアップする方法はこちら
⇒美容室のメンズの客単価をアップ!ガードが固い男性客の攻略法。
売上が低い!客数よりも中身
売上が低いならリピート率の中でも回転数を割り出していくと、理想のリピート率が割り出せます。
まず自分のリピート率の計算をしてみましょう。
1ヶ月のリピート率が60%にも達していないと、新規集客で客数を増やさなければどんどん売上は下がっていきます。
理想はどのくらいだと思いますか?指名顧客数が100人いるかどうかよりも、リピート率が80%以上で客単価が10,000円以上が安定的に売上が上がっていく状態ですね。
美容室の客単価アップ方法
⇒美容室の客単価の平均は?9000円以上にするための秘策とは!
売上が低い
売上が低いなら、リピート率と客単価をみてみましょう。
売上が伸びて安定してくる目安
- リピート率が80%
- 客単価10,000円
人気メニューの作り方
⇒メニューは美容室で重要?やりたくなる人気メニューの作り方。
リピート率80%
リピート率80%って、どのくらい?って思いますよね?
あなたを指名してくれる指名顧客が1ヶ月で戻ってくる数ですが、どうでしょうか?
総客数や指名客に対するリピート率の単純計算法(1ヶ月間)
(1)指名客数(1ヶ月)÷総客数(1ヶ月)×100=リピート率
(2)新規客数(1ヶ月)÷指名客数(1ヶ月)×100=リピート率
例)
(1)指名客数(100人)÷総客数(250人)×100=40%
(2)新規客数戻り(5人)÷指名客数(100人)×100=5%
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客単価は10,000円が理想
客単価が10,000円台になってくると非常に安定してきます。
これを1ヶ月の客単価をまず調べてから、自分の顧客の中から優良顧客を見つけていきます。
優良顧客を把握することも非常に大切になってきます。
客単価が10,000円になると、どんどんお客様の層が変わってきますよ。さらにどんどん客単価を上げていき、高単価で集客せずに売上を上げていきことが楽になっていきます。
客数をこなさなくても、単価を上げていった方がよっぽど売上は上がっていくんですよ。
もちろん、客単価を上げていくことは簡単ではありません。あなた自身も客単価を上げていくことに抵抗があるかもしれませんよね。
単価が上がると客離れしそうで怖いです
頑張り屋さんスタイリスト6年目のりちゃん
上手に単価を上げていくことができる方法もあるんですよ。
RIKA
一度は値上げに失敗した美容室がたった1ヶ月で2000円以上もアップしたお客様の声はこちら
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まとめ・・・これは問題だ!美容師の指名が100人いても売上が低い理由。解決策つき!
いかがでしたか?指名客が100人いても、売上が高いわけではないんですよね。
美容師の指名が100人いても問題
- リピート率と客単価が低いと、売上は伸びない。
- リピート率と客単価を上げることで、客数を増やすことよりも売上が上がっていく。
売上を伸ばすポイント
- リピート率
- 客単価
売上が伸びて安定してくる目安
- リピート率が80%
- 客単価10,000円
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RIKA はこう思うよ。
「指名客100人」に憧れる気持ちもわかる。
RIKA