美容室のお客様の年代で定着率は?30代以下が1年未満で離脱。
美容室のお客様の年代で定着率はどのくらいだと思いますか?年代別でみる定着率ワーストは10〜30代は3割前後(21%〜39%)が1年未満で離脱します。全体では4年が分岐点で離脱するようです。
美容室のお客様の年代で定着率は、30代以下が1年未満で最も高いスコア(21%〜39.7%)になっています。60代が最長の9年7ヶ月、20〜30代は3〜4年で美容室を変えています。定着させるためには提案力が大きな課題になると思っています。
10〜30代は、ちょうどクーポンサイトを利用する年齢層ですよね。定着率の悪さを反映しています。10年以上は50〜60代ですが、40歳前後から定着し始めています。
美容室のお客様の10〜30代をどう捕まえ定着させるか、また美容師側のコミュニケーション能力を上げ提案力をアップすることが課題だと思います。
目次
美容室のお客様の年代の定着率は?
美容室のお客様の年代による定着率は、60代が最長9年7ヶ月、10代が3年と最短です。20〜30代が平均4年前後で定着率が低くなっています。
1年未満の定着率は全体では18.3%ですが、10代39.7%と最も高く次いで20代33.2%、30代21.5%で10〜30代は2〜3割を占めています。
逆に11年以上の定着率では全体は16%ですが、60代が最も高く26.5%、ついで50代が22.5%で50〜60代が2割を占めています。
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美容室の利用歴と平均
利用店舗の利用歴と年代
引用元:全国理美容製造者協会
*掲載許可を得ています。
顧客の囲い込み方法
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美容室の年代別と利用年数の平均
全国理美容製造協会の資料を見やすくグラフ化しました。
引用元:全国理美容製造者協会
*掲載許可を得ています。
美容室の年代別と利用年数の平均
平均値 年代/年 | 年数 |
18年合計 | 6.5 |
10代 | 3.0 |
20代 | 3.7 |
30代 | 4.9 |
40代 | 6.2 |
50代 | 8.1 |
60代 | 9.7 |
失客を防ぐ方法
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美容室を1年未満の利用3割は10〜30代
美容室のお客様で1年未満しか通わないお客様の割合は10代〜30代が3割前後を占めています。
定着率のワーストは10代が39.7%、次いで20代が33.2%、30代が21.5%になっています。この年代はクーポンサイトを利用する、ネットで検索する世代ですよね。
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美容室の最も高い割合の利用歴と年代
美容院の1年未満の利用歴の年代
全国理美容製造協会の資料を見やすくグラフ化しました。
引用元:全国理美容製造者協会
*掲載許可を得ています。
美容室の最も高い利用歴と年代
年代 | 年数 | 最も高い割合 |
18年合計 | 1年未満 | 18.3% |
10代 | 1年未満 | 39.7% |
20代 | 1年未満 | 33.2% |
30代 | 1年未満 | 21.5% |
40代 | 11年以上 | 15.2% |
50代 | 11年以上 | 22.5% |
60代 | 11年以上 | 26.5% |
*全国理美容製造協会の資料を見やすく表にしました。
経済格差により、割引率が高く料金が低いサロンを探す傾向にあると思います。またこの10~30代はこだわりがなく、指名率が最も低い年代になっています。
10〜30代の年代はファストファッションや、みんなと同じで普通が良いとされている年代、美容室や美容師に対してもこだわらないのが特徴だと思います。
特にファッション傾向を見ても、個性的すぎるファッションはダサいとされており、突出することを嫌います。例えばみんなが着るユニクロファッションの中で目立つことがかっこイイとされています。
また1980年代のバブル世代など個性派世代のファッションは、いかに自分の個性を発揮するかに重きを置かれていましたが、現代のファストファッション世代10〜30代は個性を嫌う傾向があります。
この10〜30代のネット世代、ファストファッション、ローコストなどの世代をどう顧客化するかがキーポイントになると思いますよ。
RIKA
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揺れる40代は真っ二つ
美容室の利用する年代は少子高齢化に伴い、だんだんと顧客の年齢が上がっていますよね。
その中でも40代は1年未満で美容室を変える定着率は15.0%、11年以上通う定着率は15.2%とほぼ同数に近いです。
これは、別な見方をすれば通う年数や定着率も定まっていないんですよね。
40代は男女ともに、ライフスタイルが一番忙しい時期ですから、利便性が良いところを選ぶ傾向にあると思います。
自分に一番時間もお金もかけることが、難しくなっていく年代ですよね。
ただ、悩みも多くなる年代なので、顧客化すると定着しやすい年代だと思います。
RIKA
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美容室の定着は4年が分岐点
美容室の定着は4年が分岐点で、2〜3年通った後に他店へ移る傾向ですね。
1年未満が18%、3年通う人は通算48.2%ですが、4年で一気に下がります。それ以降は少しずつ離脱し、残る人は11年以上が16%になります。
年代で見ても10〜30代にその傾向が強いですが、生活環境が変わる、ネット世代で転々とする、などの理由もあると思います。
通わなくなる最も多い理由は、2〜3割は「引越しや生活環境の変化」ですが、次いで「技術や提案が良くないから」となっています。
この課題として、美容師側のコミュニケーション能力の低下によるもので、カウンセリング力や提案力が低下していることだと思います。
美容師の年代も30代が最も多くコミュニケーションが苦手とされる年代、お客様側も10〜30代はコミュニケーションが苦手とされる年代です。
美容師側がコミュニケーション能力を上げ、カウンセリングや提案力の質を上げていき、お客様に楽しい未来が提案できると定着率も高まります。
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まとめ・・・美容室のお客様の年代で定着率は?30代以下が1年未満で離脱。
美容室のお客様の定着率は、10〜30代までの定着を引き上げることが課題です。また美容師側のコミュニケーション能力を上げることも大きな課題だと思います。
美容室の年代別と利用年数の平均
平均値 年代/年 | 年数 |
18年合計 | 6.5 |
10代 | 3.0 |
20代 | 3.7 |
30代 | 4.9 |
40代 | 6.2 |
50代 | 8.1 |
60代 | 9.7 |
美容室の最も高い利用歴と年代
年代 | 年数 | 最も高い割合 |
18年合計 | 1年未満 | 18.3% |
10代 | 1年未満 | 39.7% |
20代 | 1年未満 | 33.2% |
30代 | 1年未満 | 21.5% |
40代 | 11年以上 | 15.2% |
50代 | 11年以上 | 22.5% |
60代 | 11年以上 | 26.5% |
美容室のお客様の年代で定着率
- 定着率ワーストは10〜30代は3割前後が1年未満で離脱
- 全体では4年が分岐点で離脱する
- 60代が最長の9年7ヶ月
- 20〜30代は3〜4年で美容室を変える
- 定着させるためには提案力が大きな課題
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RIKAはこう思うよ。
提案力が課題。
RIKA