美容室の77%はスタッフ不足で経営悪化。3年で7割は離職。具体的な解決策。
美容室の77%はスタッフ不足。美容室は増加しているのに、人手不足の現状。またせっかく美容師になっても入社3年の離職率も非常に高いんですよね。
美容室の77%はスタッフ不足で経営悪化!解決策は7割の離職を防ぐことが早道。対策は育児や介護など将来の雇用体制を整えていく事です。
将来も長年安心して働いていくことができる、という事は求人の際にも選ばれる基準になってきます。
今日は私が長年の美容師歴で実践してきた「美容室のスタッフ不足」を解決する案を解説します。
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目次
美容室のスタッフ不足は77%で経営悪化
美容室のスタッフ不足について困っているという相談をよく受けます。実際のデータを見ても、美容業の77%が従業員の不足が経営の悪化の理由に挙げています。
美容業の半数以上がスタッフ不足を挙げているのは深刻ですよね。
日本政策金融公庫(日本公庫)は2018年3月6日、理美容業などの雇用動向に関する「生活衛生関係営業業界の景気動向に関するアンケート」結果を発表した。美容業の77%が従業員の不足による「経営悪化への影響」を受けている回答した。
引用元:理美容ニュース
従業員不足の確保について
従業員の確保について | 美容業 | 理容業 |
確保しにくい | 35% | 29% |
過不足感(不足している) | 37% | 34% |
経営悪化の影響 | 77% | 65% |
美容師の働き改革法についてこちらの記事を参考に読んでみてくださいね。
⇒美容室の働き方改革法。労働生産性を上げ人手不足を解消。
離職率が7割の問題
日本の少子化により、人手不足になりやすいことは想像できます。問題は、離職率も非常に高いという点もあると思うんですよ。
美容師は労働条件がかなり厳しいですよね。肉体労働、接客サービス、技術向上のための勉強や練習。
休憩や食事の時間の確保が難しい、職場の人間関係に悩む、など多くの問題があるんですよね。社会的にも低賃金というのも認知されています。
2〜3年前の雇用問題のニュースで、新卒者の離職率は3年以内の離職は6割というデータが出ています。
人手不足の原因の根本は、離職率の高さにあります。
せっかく理美容師になっても27歳までに退職する人が7割いるといいます。
引用元:理美容ニュース
美容室の平均客数と平均客単価について参考に読んでみてくださいね。
⇒危ない!美容室の平均客数と平均単価で経営困難な平均年商がわかる。
美容師は憧れの3Kのはずなのに?
美容師の職業に憧れて入ってくる理由に、憧れの3Kがあるらしいのです。美容師はキレイでカッコイイ、感謝されるという憧れの3K職種ともいわれ、若者に人気のある仕事の一つ。
実際に入社してスタイリストデビューするまでの平均的な期間は3年と言われていますよね。
実際にはスタイリストデビューしてから売上を上げて、固定給から歩合給に移行していくために給与が伸びる人と伸びない人の2極化する事かなと思います。
現場に入ってきて低賃金や長時間労働で、思ったほど華やかではない事がわかるのではないでしょうか。また福利厚生や社会保険の未加入、人間関係などが原因で離職していくことが多いです。
情報化により、一見華やかに見える美容業界が最下位の低賃金という事も認知されています。労働条件がよく、働きやすそうという事がサロンを探す基準になっていますよね。
福利厚生が整っていることや、練習時間がはっきりしていることなど、選ぶ基準になっています。
5〜6年前に日経ウーマンという情報誌で発見してショックだったんですよね。美容師の年収は100職中最下位なんですよ。美容業って、そうなんだ・・・とかなりショックでした。
RIKA
離職を防ぐ具体的対策は?
私自身の美容師経験では、美容師の職業が人気になったり、人気がなくなったりと人手不足の問題を多く経験しています。
今後はますます、少子化による人手不足も懸念はありますよね。やはり離職につながらないように、対策をすることが先決です。
女性の場合は結婚、出産があり育児休暇を設けて復帰しやすいようにする、フレックス体制を作るなど対策をすると良いと思います。
また勤続年数が高いスタッフには親など家族の介護の問題が出てきますし、スタッフ自身が病気になるなどの問題が出てきます。
育児に協力的な体制を作る
- 育児休暇
- フレックス体制
勤続年数が長いスタッフへの体制
- 親や家族など介護休暇
- スタッフ自身の病気休暇
将来の雇用体制が整っていて安心して働けると分かれば、離職に繋がりにくいですよね。
こういった事も視野に入れながら、サロンの雇用体制を整えていく事で離職を減らしていくことができますよね。
RIKA
美容師の働き改革法についてこちらの記事を参考に読んでみてくださいね。
⇒美容室の働き方改革法。労働生産性を上げ人手不足を解消。
美容学生は求人情報をSNSから調べている
美容学生は、求人情報を様々なところから収集しています。特に最近はインスタグラムで入りたい美容室を選ぶ傾向にあるんですよ。
インスタグラムでは、リアルな今現在を知ることができます。学生にとっては、どんなスタッフが働いていて先輩になる人はどんな人?などをチェックしているんですよね。
美容学校の求人情報しかなかった頃に比べたら、学生にとっては豊富な情報が視覚的にも入ってきますよね。
今はインスタグラムのアカウントには美容室の求人アカウントがあるくらいなんですよ。そこには、雇用条件や給与などの情報も書いてあり、求人サイトとして成り立っています。
学生はリアルな情報としてサロンの様子、スタッフの顔ぶれ、ヘアスタイルから得るサロンの属性などチェックしています。
学生はインスタグラムから求人情報を得ている
- リアルな情報
- サロンやスタッフの様子
- 働きやすいかどうか
インスタグラムをサロン用にビジネスプロフィールを変更する記事はこちらに書きました。
⇒[2019]美容室の集客はインスタグラムをビジネスプロフィールに変えることから始めよう!
まだインスタグラムに力を入れていなければ、ぜひ求人のためにもチャレンジしてみてくださいね。
RIKA
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まとめ・・・美容室の77%はスタッフ不足で経営悪化。3年で7割は離職。具体的な解決策。
これから、スタッフ不足はますます深刻化する事は懸念されますよね。私も長い経験の中で何度もスタッフ不足の経験はありました。少しでも参考になればと思います。
美容室の77%はスタッフ不足。解決策は7割の離職を防ぐことが早道です。
育児に協力的な体制を作る
- 育児休暇
- フレックス体制
勤続年数が長いスタッフへの体制
- 親や家族など介護休暇
- スタッフ自身の病気休暇
学生はインスタグラムから求人情報を得ている
- リアルな情報
- サロンやスタッフの様子
- 働きやすいかどうか
美容師の働き改革法についてこちらの記事を参考に読んでみてくださいね。
⇒美容室の働き方改革法。労働生産性を上げ人手不足を解消。
美容室の平均客数と平均客単価について参考に読んでみてくださいね。
⇒危ない!美容室の平均客数と平均単価で経営困難な平均年商がわかる。
RIKA はこう思うよ。
学生は比べる情報をたくさん持ってるよ。
RIKA